最近の安西君 2018J2第13節から第16節
さて今回は山形で修行中の安西君の最近です。
2018J2第13節、山形vs讃岐は2-0。
安西君、久々の先発です。山形は失点が続き、3バックに変更。守備重視に軸足を移すその過程で、安西君もスタメンから外れていた模様です。
ただ、もともと木山監督はパスサッカー寄りの人なので、どうもぶれた感じの仕上がりになっている様子。展開が遅く、探り探りでボールを持ち、打開策がなくアバウトなロングボールを放り込む。あまりいい状態ではありません。
そんなとき点を取るならセットプレー。ここで安西君が活躍しました。74分、右からのCKを安西君。これをDFの栗山選手が決めました。
88分には、追加点。そろそろ時間稼ぎのキープが見られるようになったころ、スローイングから汰木選手が中へ切り込んでいき、ペナルティエリアを横切るようにドリブル。逆サイドにシュートを決めました。
第14節は安西君お休み。
第15節、新潟vs山形は0-0。
J1から降格の新潟。選手は幾人か入れ替わっているのですが、新潟らしさはしっかり残っています。ぶっちゃけ下位カテゴリーの試合をチームに思い入れなく見ていると、技術的な問題やチーム作りの問題で漫然とした意図の見えない状況になって眠くなったりするのですが、新潟は「ここから攻めるぜ!」という意思も精度もしっかりしていて、迫力があります。
それに対して安西君は、寄せられてもいいキープを見せ、パスを散らしていました。
そして安西君とボランチでコンビを組んだのが元日本代表、清水、鹿島で活躍した本田拓也選手です。これがまたさすがのプレー。
守備のきわどいところでのボール奪取力。最後に体を投げ出す、そのタイミングの正確さ。試合での力の入れどころが分かっていて、カウンターにも真っ先に飛び出し、ゴール前で絡みます。
新潟が「ここで潰してこう攻める」という意思統一ができているならば、そこを感じ取って「ここは行かせない」と本田選手がスライディングタックルで奪う。この試合の見どころでした。
隣に最高のお手本がいるので、安西君はぜひその辺を吸収してほしいです。
第15節もお休み。ベンチにはいたけど出番なし。
もう一回り成長して、外されない選手になってほしい! がんばって!
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