NovelJamに感じた未来
NovelJamの三日間が終わりました。参加者の皆様、お疲れ様でしたー。
ガンズ勢の米田さん、波野さんは二人とも受賞した模様。おめでとうございます(^^)/
第二回を迎えたNovelJamは、前回からいろいろ違うところがありました。まず合宿形式になって、ほんとに缶詰めになりましたしね。
変わった中で、いいなと思ったのは、チーム分けの方法です。前回は事前に組み合わせが決まっていましたが、今回はその場でのお見合い形式。
編集者がプレゼンをして、他の人たちが選ぶ形式でした。
ガンズ関係者では、編集者枠で参加の米田さんはプレゼン資料を作らなければと奔走、デザイナー枠の波野さんは誰と組むべきかと悩む、そんな姿が事前に見てとれました。
これちょっと、セルパブ視点で、未来的だなと思ったのです。
今までの出版は出版社が主体でした。誰の本を出すか、どんな本を出すか、予算をどう振り分けるか等々、出版社側に決定権があった。
セルパブではそれが、自分のもとに来るわけじゃないですか。まあ基本的には、頼むお金がないから全部自分でやる、なんですけどw
でももし、セルパブスタートで、そこから大きくしていくということがもっと当たり前になった時、こういう選択も普通になると思うんですよ。誰に頼むべきか、誰と組むべきか。
旧来の出版では、出版社のルートを通るしかなかったから、不満があっても呑むしかなかった。
でもセルパブスタートでそんな話になるときには、もうある程度の結果が出ているはずだから、合わないなとか理不尽だなと思ったら無理せずやめるという選択肢がある。
そうすると、編集者はただ選ぶ人ではなく、同時に選ばれる人にもなる。この人と組んだら、もっと自分の作品はよくなるんじゃないか、もっと売れるんじゃないか。そう作家に思わせる能力が求められる。
そういう意味で、未来の出版を表しているような気がしたのでした。
そして今年のNovelJamはここで終わりではなくて、あとでまた販売実績等を見たグランプリ授賞式があったりします。3人のチームでここまでやるというのも、未来的ですね。
そして、裏はまだ開催中なんですよね。裏かあ……。
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