宇宙軍士官学校‐攻勢偵察部隊‐ 1
宇宙軍士官学校‐攻勢偵察部隊‐ 1 (鷹見一幸・著)を読みました!
太陽表面爆発により、気候の大変動が起きたけれど、かろうじて母星を失うことだけは避けることができた地球人類。太陽系攻撃は粛清者たちの新攻勢のモデルケースだったようで、それを防いだことにより、攻撃の手が一時緩んだ。
これを機に、人類を統べる上位種族は粛清者たちの勢力圏へ長距離偵察を計画。その艦隊は下位種族から選抜された混成部隊とされ、恵一たちもそのメンバーに選ばれて……。
物語の流れが変わったところでの第二シーズン開幕。
見知らぬ世界、見知らぬ敵。いや、粛清者とは物語の中で長いお付き合いなんですけれど、実態はずーっと謎のままでした。そこに突入していくとなると、いやがおうにも盛り上がります。
太陽系のほうは復興に向けて、士官学校で新たな世代を訓練中。
物語の王道なんですけど、よく知って感情移入している登場人物たちが、その実力を示して「すごい!」となる展開は燃えますね。
ウイリアムとエミリーはこのままだと200万光年越えの超長距離恋愛になるのですが、どうなるのでしょう。「アバターを使っているので実は死なない」という枷が外れているので、そのあたりも気になるところです。
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