第一回 それでも小説を書きたい会議
土曜日は日本独立作家同盟のトークイベント『第1回 それでも小説を出したい会議』でした。
今期から同盟の組織がちょっと変わって部会が設けられ、そちらの主催という形。僕もそこのメンバーとして運営に関わっているのです。といっても受け付けと片付けぐらいなんですけれども(^^;;)
登壇者は漫画原作者の北沢未也さん、編集者の梶原秀夫さん、元SFマガジン編集長の今岡清さん。面白かったのは、立場によって共感する人やポイントが全然違うということでした。
僕は作家なので、北沢さんの「編集者からの返事待ちの時間がすごく長くて」というお話にすごい共感していましたが。
ガンズでご一緒している、この日の司会だった波野さんは、普段のお仕事がムック本とか実用書を作る編集者。梶原さんがアイドル本を先駆けた編集の方なので、大きなお仕事をいくつもなさっている大先輩ではないかと始まる前から興奮気味。休憩時間にも話し込む姿が見られました。
梶原さんのお仕事が一番ビジネス色が強いためか、電子書籍について語るとき「書きたいから」「面白いから」というようなふわっとした話ではなく、具体的で冷静な視点で語られていて、僕もとても興味深かったです。
前回ご挨拶しそびれた今岡さんとちょこっとお話しできたのも、SF者としては重大トピックです(^^)/
三者三様の立場から、セルパブの体験談や期待感が語られ、面白いイベントでしたよ!
さてこの会議は第2回も予定されており、現在企画進行中です。ご期待ください。
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