ジャンプ51号感想 週刊漫画の極意
さあ今週のスケジュールはタイトですよな月曜日、ジャンプ51号の感想です。会話の形で繋ぎますのでよろしければどうぞー。
巻頭カラー『鬼滅の刃』。これでもかとド派手に登場させて、濃いキャラ立てておいて、山場になってきたところで人間的なバックボーンを語らせる。これまで何度かやってるパターンだけれど、うまい。
『ぼくたちは勉強ができない』。単純な気持ちじゃないから難しいと思うんだけど、いい顔描くなあ。
『Dr.STONE』。これもしかして、もう伏線張ってる……?
『火ノ丸相撲』。悪い笑顔の悪魔がw
『ゆらぎ荘の幽奈さん』。さらに引く、ハラハラの展開。これ、いろんな展開できるけれど、どうなるんだろう。
センターカラー『約束のネバーランド』。ほんとすごいなと思うのは、新しい展開をぶっこんでくるタイミング。キャラ的に正面突破するんだろうなと予想できて、そのとおりだと思わせておいてからの意外な展開。完全に掌の上。
センターカラー『シューダン!』。小学生編は終了。新展開はどうなるのだろう。
『食戟のソーマ』。こういう結果になると、この次の対戦の展開がどうなるのか、ちょっと気になる。
次号のジャンプの予告ページのあおりセリフが、「俺にも先が読めねェ!!」なんだけど、ほんとそこが週刊漫画の極意だなあと思います。
というジャンプ51号感想でした。さて、やることたくさん。17/11/20
後ろの方の次号広告ページ。よく、あおるテーマを決めてページを作っているのですが、今号のお題は未来。で呟いたようなセリフがついていたのです。
本当にこれが週刊連載のマンガの極意だなあと思います。先を読ませない意外な展開で引きを作って次週に引っ張る。
連続物の連載は多かれ少なかれこの技法が使われますが、週刊連載だと一回あたりのページ数が少ないので、より高密度で鋭い切り返しが求められます。
考える時間が限られているなかで、毎週そういうお話を作っていくのは、とても大変だろうなと思います。
そしてこの能力は、小説でも。
ネット上で発表するようになると、同じように短く区切って更新するケースがあり、そういうときにはその能力が必要なはず。
というか、今僕がその形で発表してますしね。ということで、引きの極意は注目して読んでいるのです。
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