露出テクニック
米BookBaby、昨年秋に実施した電子書籍の個人作家向けアンケート調査レポートを公開
【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Bookbaby社(本社:米国オレゴン州)が、複数の個人向け電子書籍出版サービス15社と共同で行なった個人作家向けWebアンケート調査の結果をPDFレポートとして公開したとのこと。
BookBaby社は、米インディーズ音楽配信最大手のCDBaby社(同)の電子書籍専門取次会社で、作品がいくら売れても仲介料率を取らないというビジネス方式と、Wordファイルを無料でEPUBに変換するサービスなどをウリとしている。
今回公開されたのは、昨年11月に協力を呼びかけていたWebアンケートの結果をまとめた「2017 Self-Publishing Survey」で、7,677名が回答。内容的には自作品のPR/露出テクニックなどを中心に「売上5,000ドル以上」「売上100ドル以下」の2つの作家層を比較したもの。
有力なSNS媒体としてはTwitter/Facebookと従来と変わらないが、やはり有名書評ブロガーへのレビュー要請、Amazon作品ページ上でレビューを増やすことが大事とのこと。また、作品数が多い作家ほど有利となっていることも明らかにされている。【hon.jp】17/7/14
個人出版で課題になるのはこの部分。作品を書いた後、読者に届くまでの部分です。
何しろここがすこぶる弱い。作品があっても知られていなければ、存在していないのと同じです。作品書き切るのだって大変なのに、そこから先が同じぐらいか、それ以上に大変。
ということで先行する例には興味しんしんです。
①Twitter、Facebookは日本にも普通にあるわけだから、そこでもっといろいろ考えなくちゃ。
②有名書評ブロガーへのレビュー要請というのが、文化の違いで、日本だとあまりない気がする。
③Amazonレビューについては、本来読者じゃない人へ届けてしまい、低評価がつく危険性を藤井先生とか倉下先生が言ってた。ほしい人にきちんと届けるという点では、①のルートでしっかり内容を伝えないと。見てください連呼じゃだめということか。
④作品数が多い作家ほど有利は超反省。とにかくもっと書かないと。
とにかく上向きのよいサイクルをまず作ること。がんばろう。
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