SF雑誌オルタナ vol.3 変身
SF雑誌オルタナ vol.3 変身 を読みました!
超大作載ってる!
事前に話は聞いていたのですが、小説が5本載っているうち、4本読んでも、まだ本の半分ぐらいしか来ていない。最後に載っている広橋悠さんの『アトモスフィア・バーンナウト』が、5万字超える大作なのだそうです。
5万字すごいよ。児童書だったら一冊分普通にあるよ。
それだけの分量が、雑誌に読み切りとして載っているのですが、こちら筆致がとてもしっかりしていて、謎めいた世界観に引っ張られてすいすい読めました。面白かったです。
あと印象に残ったのは淡波亮作さんの『醜い腕』。
SFらしいSFといいますか、とても緊迫感にあふれていて、こちらもぐいぐい引き込まれました。
他、波野發作さん『モノローグ・ワン』、米田淳一さん『或る会議の風景』、山田佳江さん『詐欺師の鍵 #3』と、ガンズでもおなじみのお三方は、さすがの安定感で。
さらに巻頭に禅之助さんのイラストが掲載。めちゃ上手い。
とても充実した内容でした。今迄で一番読み応えがあったのではないでしょうか。
ガンズも負けずにがんばらなければいけませんな!
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