ガンズ広報活動とCOMITIA
昨日の記事で、『オルタナ』は攻めてるなあと感心していたわけですけれど。
指をくわえて見ているわけにはまいりません。こっちもがんばらないと。
ということでいろいろ考えているのですが。
この間一つ頓挫。なかなか世間は厳しい。
でもめげずに次の手を。
昨日の記事でも書きました通り、「セルパブ雑誌間で緩やかにつながれば、リアル書店での回遊と同じような効果が作れるのでは」説を唱えているのですが、これは裏を返せば、リアル書店での回遊が、いかに販売力を持っているかということなのです。
昨日大きな本屋に寄ったのですが、うろついている間に、ふーっと表紙買いしそうになりますからね。
それに比べると、ネットの方がその力は弱い。試し読みとかできるようにしているけれど、あそこまでは効果を感じない。これはセルパブだけではなくて、商業出版でも問題になっていくのではと思っています。この間も、町の本屋がどんどん潰れているニュースを見かけました。ネット販売の比重が高まるほど、影響が大きくなっていくのでは。
つまり、どっちにしろこれからの作家は、自分で売る力を試されるようになるという予想なのですが、これはさておき。
そんなことを考えているうちに、ふと気づいたのですよ。
回遊しているところに出ていけばいいじゃないか。
COMITIAに出よう。
以前は出展していたCOMITIAですが、ハッチーで賞を取った辺りから僕の活動が完全に商業小説寄りになり、同人誌の新刊が出せなくなったので、みんなの手伝いで当日参加するだけになっていたのです。
でも考えたら、今ならガンズが季刊だから、ちょうどいつも新刊がある状態に。
BCCKSはPODで紙本作れるので、本もすぐ用意できます。
BOOK☆WALKERが「BWインディーズカード」という電子書籍を即売会で手売りできるようにするサービスを始めてますが、似たようなことができるはず。
実際にお客さんが回遊しているところに、実体のある手に取れる見本を持っていって、でもPODは高いなーと思ったら、お得な電子版をご用意しています、という作戦。
『ガンズ』は僕のせいもあって、ちょっとほのぼの成分が入っていて、それはセルパブとしてバズらせるにはマイナス要因なのが気になっているのですが、COMITIAという場に行くと、そこの評価はまた違うはず。そういう期待も持っています。新しいフィールドと接点を持てる。
あとは、ガンズ3号が間に合うか。PODは発注から届くまでちょっと時間がかかるので、そこも考えないと。
そして遅れているのは僕なのです。がんばろう。
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