宇宙軍士官学校‐前哨‐ 9
宇宙軍士官学校‐前哨‐ 9 (鷹見一幸・著)を読みました!
モルダー星系防衛戦は、恒星の核反応を促進され惑星に大被害が出て成功とは行かなかったものの、そこで武勲を挙げた恵一率いる地球軍独立艦隊。地球に対する大きな援助を引き出すことには成功していた。
ちょうどその頃、地球では粛清者の艦隊が侵攻してきていた。モルダー星系でも見られた、戦列艦の主砲を無効化する耐ビームコーティング。そして新たな戦術。敵の狙いが読めない中、救援艦隊とともに帰還した地球独立艦隊は、太陽系を守り切ることができるのか……。
とうとう地球が本格的にピンチになってきました。
9巻がかりという、すごいじっくりしたペースなのですが、もうそのペースが徹底していて、ピンチも一気にピンチになりません。粛清者の新戦術により、じわり、じわりと不安感が増す展開です。
前巻で惑星モルダーの住民のシーンが書かれていて、そこが臨場感を出すのにとても効いていたのですが、地球にもそんなシーンが仕込まれています。これも後で効いてくるんだろうか。地球はどうなっちゃうんでしょうか。
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