ジャンプ11号感想 私からキミへ
ストレスから食に逃げててやばいんじゃないのかと思う月曜日、ジャンプ11号感想です。会話の形でつなぎますので、よろしければどうぞー。
『約束のネバーランド』。こういうサスペンスものは死が迫る緊迫感が見せ所なんだけど、この漫画はそれと同時に、思い合う気持ちの部分をがっちり描いているのがすばらしい。
『食戟のソーマ』。特訓の意味をつかんだえりなが、すごくいい顔で楽しそうに調理していて、出来上がってるものがどうなっているのか、楽しみ。
『鬼滅の刃』。全開で飛ばす善逸さん。すごいw
『背すじをピン!と』。終わってしまったああああ……。でもすごくいい漫画だった。自分にとって、これからも何度も繰り返し読む作品だと思う。お疲れ様でした。
というジャンプ11号感想でした。ちょっと食欲を抑えていかないとまずいので、帰ってきてからの夜食を先に用意してから仕事行く。17/2/13
『背すじをピン!と』が最終回でした。
新連載が6本と予告が出て、ということはその分の連載が終わるということで、そのタイミングで最後のまとめっぽい展開になったから、やっぱりなんですけれども。
これでも十二分に満足。すごくいい漫画でした。
とにかく、ネームのうまさに心をつかまれたのです。
ネームというのは、もともとはセリフのこと。転じて漫画では、原稿に入る前にセリフやコマ割り、簡単な構図を別紙に描いたものを指します。映画やアニメでは絵コンテといいますね。
面白い小説を原作にうまいイラストレーターが絵を描いて漫画にしたら、じゃあ面白くなるかというと、そうは言い切れない。お話と絵をつなぐ部分。それがネームです。同じセリフでも感動が全然変わる。同じ絵でも印象が全然変わる。漫画を漫画たらしめる部分でもあります。
そこが抜群にうまい。
第一話の部活紹介。普通の生徒に見せかけて壇上に引っ張り上げられた秋子先輩が、実は仕込みでいきなりキレッキレのダンスを踊る。あの一連の流れ。背すじがぞくぞくしました。
ネームがうまくてすっかり引き込まれている時に起きる現象です。そうめったには味わえない。それ以来すごく楽しみに読んでしました。
そして、そういう体験が何度もありました。文化祭のサブタイトルが入るタイミング。つちわたブーストは、本人たちの時も、先輩コンビの時も、どちらも震えた。
本当に素敵な読書体験ができました。大事に本棚に並べる宝物です。
横田先生、お疲れ様でした。
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