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2017/01/11

高校生の不読率

こんな記事を読みました。子どもの読書調査について、国語の先生のブログ。

活字離れなどと言われますが、朝の読書運動などのおかげで、小中学生の読書時間は30年前と比べてぐっと増えています。朝読書の効用については、以前、他の先生が語っているブログを読みました。

ところがそれがなくなる高校生になると、本を全く読まない人の割合、不読率が増えてしまうとのことです。小中学生の時に読む習慣をつけようとしたのに、結局その後につながっていない。読めと言われたから読んでいただけで、はまらなかったということです。

本を読まない理由についての調査も行われていて、「読みたい本がない」という理由が挙げられているようです。これは書き手側にとってはすごい反省材料です。

取りこぼしがあるんじゃないかというのは、ずっと気になっているんですよね。

児童書を書くとなって、本屋や図書館の棚を眺めていた時に、ジャンルやテーマの傾向がけっこう偏っていることに気づきました。僕みたいな子が読む本がないなーと思ったのです。

それは自分が子供の時にも起きていたことで、僕は数少ない子供向けSF小説を読み切ったあと、図書館の子どもコーナーを抜け出し、大人向けのコーナーでSFを読み漁ったのですが。

今思えば内容的にはかなり難易度のギャップが激しく、なんとかそこを乗り越えたから良かったものの、そうでなければ僕の読書習慣も途切れたのではないか。まさに読む本がなくて。

今だとラノベが充実しているので、状況としては少しマシなのかなと思いますが、ラノベもやっぱり売れ線への絞り込みが起きてるので、けっこう読者の取りこぼしがあるんじゃないかな。そんな、好みに対応できていないんじゃないかという懸念があり。

でももっと恐ろしいのは、何に時間を取られているかという調査です。男子はゲーム、女子は電話、メール、SNS。男子のゲームも据え置き機の苦戦が言われて久しいので、スマホゲームが多そうで、やはりスマホに奪われている様子が見て取れるのですが。

電子書籍であれば同じ場所にいられるわけで、つまり他のコンテンツに魅力で負けているということになります。この「読みたい本がない」は、めっちゃ怖い。

他にも、告知の問題で、好みの本がどこにあるのか分からないなどありそうですが。

ただ現代は、それを努力次第で打ち破れるツールがもう揃っているわけで、そこに対応しなくてはいけません。

とそんなことを、ガンズの挿絵描きをしながら思ったのでした。エンタメ系SFをうたっていて、とっつきやすさは売りなはずなので、まさに当事者なのです。高校生の皆さんにも読んでもらえるよう、がんばります!

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