宇宙軍士官学校‐前哨‐ 8
宇宙軍士官学校‐前哨‐ 8 (鷹見一幸・著)を読みました!
艦隊内のコミニュケーションをとるために使われていた感応端末へのジャミングを受け、大混乱に陥ったモルダー星系防衛軍。
しかし恵一達地球軍独立艦隊にとっては、音声と映像によるコミュニュケーションは従来通りで慣れたもの。素早く体勢を立て直し、粛清軍の迎撃に向かう。ところがそこで、粛清軍の新兵器が投入され……。
ずっと感想でスケール感について語ってると思うんですけれども。
僕が子供のころからSFに惹かれてるのも、宇宙に惹かれてるのも、そのスケールの大きさが、とにかくなんかすごいと僕のハートを刺激するからで。
この巻ではそれが満載です。惑星滅亡の様子とか、おおーとうなりました。
物語の魅力は、そこでスケール大きな事象と、逆に小さな、そこに住む人々の身の回りがリンクすること。滅亡を迎えることが確定したモルダー第4惑星に住む人々の、その時を迎えるメッセージが心に染みます。
あとがきにそろそろ物語の終わりがほのめかされていました。10巻って書いてあるけど、最新刊は12巻だ。どうなってるんだろう。
モルダー星系の文明が、太陽系とオーバーラップするように構成されているわけで、さあ地球はどうなる。
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