宇宙軍士官学校‐前哨‐ 4
宇宙軍士官学校‐前哨‐ 4(鷹見一幸・著)を読みました!
少年少女達の訓練を進める恵一。その訓練はどんどん前倒しされていた。また世界各地でも同様に、準備が進められている。宇宙コロニーの要員の育成、前哨基地のグレードアップ、新型戦闘機の導入。それは、危機が迫りくることを感じさせるものだった。
ある意味ここまではまだ本筋じゃない準備段階という、とても贅沢なつくり。じわりじわりと危機感が上がっていくのです。
作家が作中で何人殺すかという話で、絶滅させたら一人前のSF作家などという言葉を見かけたことがあるのですが。
でもその場合の絶滅も、わりと設定としてさらっと書かれていることが多い気がします。本当なら絶滅させられたらたまらないわけで、そこをみっちり書くこのお話は、さてどうなる。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ストグレ!(2024.08.15)
- 白をつなぐ(2023.12.23)
- セントエルモの光(2023.11.29)
- 今週の漫画感想 破廉恥の力(2023.09.01)
- どんまい(2023.09.08)
コメント