ジャンプ52号感想 戦線
仕事は一つ終わったけれど、戦いはまだまだ続くんじゃよな月曜日。ジャンプ52号の感想です。会話の形で繋ぎますので、よろしければどうぞー。
『約束のネバーランド』。だから言ったのにー! と叫びたくなる、ハラハラする展開が続く。緊張感切れないところが見事。伏線を張りつつ、うまく回していて感心。
『鬼滅の刃』。亡くなってしまった家族、鬼になった妹。それでも残る家族の絆が切ない。
『ハイキュー!!』。見開き、すごくいい絵だった。そう来るとは思わなくて、ドキッとした。
『食戟のソーマ』。数が合わないところに、ドラマが仕込まれているのだろうか。
『左門君はサモナー』。最初にぱらぱらっと開いたら、たまたま視界に飛び込んできたオチのコマに目を奪われたw 何が起きてこの流れなのか気になって、最初に読んだ。ほんとどうするんだろう。
『背すじをピン!と』。最後のコマを見て、明確な弱点があるのはどうするのかなあと、ふと思った。伏線?
『青春兵器ナンバーワン』。テンポが良くて思わず吹いた。
というジャンプ52号感想でした。さあ今週も戦いは続く。16/11/28
小説にはない、映像にもない、漫画独自の技法として、コマ割りがあります。
電子書籍が普及してきたから、また形が変わるかもしれませんが、漫画のコマ割りは最終形態が本であることを前提に発達し、ページをめくった時にどんな絵を読者に見せるかということを計算して作るようになりました。
今週は、ページをめくって「おおっ!」と驚かされた漫画が二つ。
『ハイキュー!!』。
だめ押し見開き二連発。同じ構図で意味を加える。一緒に戦っているんだぞと伝わってくる。とてもいい絵でした。
『左門君はサモナー』。
まさに紙の雑誌だと起きること。何から読もうかなあと、ぱらぱらとページをめくっていたのです。すると何か変な絵が目に飛び込んできましたw ラストページ。前回はシリアスだったのにいったい何がと、まずこの漫画から読みました。
これ結構重要なことで、紙の雑誌だといい絵を入れておけば、何かの弾みで読んでもらえるわけです。それをきっかけにファンになってもらえる可能性があって。
この「パラ見から読者に」という機能が電子書籍にはないので、これからの出版はどうやって知ってもらうかをもっと考えなくてはいけないんだよなあと思うのでした。
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