欧州選手権 準々決勝
EURO2016準々決勝、ウェールズvsベルギーは3-1。
タレント豊富なベルギーの攻撃陣対ウェールズの堅守速攻と見られたこの試合、まずはベルギー。ナインゴラン選手がものっすごいミドルシュートを突き刺します。5バックで守る相手には、やっぱり外からだよねと確認する一発。
これでベルギー有利だなーと思って見ていたら、CKからウェールズ主将アシュリー・ウィリアムズ選手同点弾。前の試合で肩を痛めて、それでも交代しなかった不屈の闘志を見せるキャプテン。かっこいい。
ベルギーはこの後も何かセットプレーの守備がおかしく、スローで見るとマークがずれっぱなしになっています。
そして後半、そのマークのずれっぷりが、流れの中でも。回りを三人で囲んでいたのに、みんな一斉に囮に釣られ、カヌ選手がゴール前でどフリー。これをきっちり決められます。
さらには交代で出たヴォークス選手にヘディングも決められ、ベルギー万事休す。主力DF二人を欠いていたのがもろに出た感じで、攻撃力もそれを支える守備あってだなあと思ったのでした。
対するウェールズは大躍進で準決勝へ。ポルトガルと対戦です。
ドイツvsイタリアは1-1(PK6-5)。
さすが強国同士の対戦で、先行きまったく分からない展開が続きました。広く展開して攻め立てるドイツ、伝統のカテナチオでゴール前に鍵をかけるイタリア。
イタリアのカテナチオを見ていると、イタリアの国民性とかけ離れていて、いつも不思議に思うのです。我慢するとか耐え忍ぶとか、イタリア人に似合わないじゃないですか。ドイツのサッカーはドイツ人っぽいのにね。
さて、この試合の見所は、なんと言っても最後のPK戦でしょう。世界一二を争うGKを擁する両チーム。キッカーが下手だなんてことはないはずなのに、外すし止められるしでサドンデスへ。なんと9順目まで行きました。
特に後攻だったドイツのプレッシャーは、半端なかったと思います。相手がもう決めてる状態で、ブッフォンと対峙。止められたら終わり。
ところが、最初の5人の内3人が失敗しているのに、サドンデスに入ってからは、それをはねのけて全員が決めました。
最後はドイツのゲルマン魂が勝利。さすがです。
ドイツの次の対戦相手はフランス。強豪相手が続きます。
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