月刊群雛4月号 カは宇宙貨物船のカ
月刊群雛2016年4月号が発売されています。
先日も書きましたが、「太陽のホットライン」連載第2回が載っています。柏レイスターズU-12のセレクションに挑む太陽と光。2次、3次とセレクションは進んでいって、さあ、という回です。よろしければぜひご覧ください。
ちなみに昨日勝ったから、ようやく第一回の献本出してきたよ(^^)/
さて、連載といえば新機軸の連載巻頭ゲストコラム、大西寿男さんの「セルフパブリッシングのための校正術」が第2回です。ほんとに凄い実践的です。めちゃ役に立ちます。
群雛自体が、単純な巧拙問わずの入稿順をやめて再入稿ありになっていて、手間はかけられないけど少しでも質を上げよう、という方向になっています。この辺は個人出版の課題でもあるので、自分で質を上げるためのノウハウを紹介する路線は、とてもいいんじゃないかと思います。
次回最終回も楽しみだし、今後こういうノウハウ系のコラムが載るのかどうかにも注目です。新人賞の選考に関わっているような人による小説作法解説とかどうだろう。作品の不出来って、注意点分かってるだけでも防げる部分がけっこうあると思うんですよね。
そして連載コラムはもう一つ、鷹野編集長のインディーズ作家のためのSNS活用術。今回は最終回で、SNSにおける情報収集術です。
僕もニュースを見るのはツイッターからがすごく多くなってます。誰かが記事をリツイートしていて、それを見る。
「同じ興味」でつながっているから、自然と気になる記事が流れてきますよね。
逆に、情報を発信する側でもあるので、その流れにどうやったらうまく乗れるんだろうというのも、日々考えるところなのです。
さてさて、おすすめ作品についても触れておきましょう。今回の一押しは、波野發作さんの「カは宇宙貨物船のカ」です。「オルガニゼイション」のシリーズの一つ。
波野さんは僕がやってるような連続した話の連載という形ではなく、読み切りでどんどんとお話を繋いでいっています。毎回楽しく読んでいます。小ネタをたくさん散りばめた楽しいお話が多いのが特徴です。
タイトルからして、知ってる人はにやりとするパロディになっているのですが、今回はその貨物宇宙船が、さらにパロディになっていました。ちょうど机の脇にその本が積んであって、ニヤニヤしながら読みました。
読み切りがつながっていてでかい世界観にというのも、書いていて面白そうです。僕も一つアイディアがあるので、進めてみようと思います。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ストグレ!(2024.08.15)
- 白をつなぐ(2023.12.23)
- セントエルモの光(2023.11.29)
- 今週の漫画感想 破廉恥の力(2023.09.01)
- どんまい(2023.09.08)
コメント