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2015/11/11

スタートダッシュの構造 2

昨日の続きです。スタートダッシュに必要な、昨今の構造的要素について。

仕事中の話題に、具体例がありました。今季のアニメに、話の展開がそっくりなものがあるという話。「異世界能力バトルもの、学園が舞台、ヒロインが王女で主人公が着替えを覗いてしまい、命をもって償えと決闘、異能を見せる」と、設定から展開、そのタイミングも似ていると。

ただこれは、ラノベにはよくある設定です。確かにこれだけかぶれば珍しいけれど、いつか起きても不思議じゃなかった。

そして昔から、そういうテンプレートな設定はありました。そうなる理由があるからです。

例えば、今では古典的な少女漫画のパロディとして語られる、朝、パンをくわえて「きゃー、遅刻、遅刻~」と走ってきて、角で男の子と衝突、「何あいつ」となるパターン。

パンをくわえて遅刻は、そそっかしく活動的な子が主人公として人気あったから。

衝突して何あいつは、出会いの印象悪い方が、あとでドラマチックになるからです。このまんまじゃなくても、同じ狙いの似たシーンが作られる。

ちなみに「着替えを図らずも覗く」は、この進化系ですね。

ただ、そのテンプレートが、より肯定的に捉えられるようになったなあと思います。上の話題も、みんな楽しんでいるわけだし。

テンプレートを使うと、見ている方も、先の見通しが立ちやすい。こういうシーンが来るのではないかと、期待することができます。

そして、コンテンツが爆発的に増えて、読者の時間が限られている昨今では、先の見通しが立ちやすいことが有利に働くのではないかと思うのです。

ただ、そのテンプレ展開がもともと好きであればいいけれど、そうじゃないと書くのが苦痛になってしまうので。

もうちょっと要素を分解して、応用法を考えようと思うのですが、時間切れなのでまた明日。

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