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2015/09/14

本屋さんの衰退とプロモーション

ちょっと前の話題になりますが、神保町にある大型書店、書泉ブックマートが閉店というニュースが流れました。

続報を読んでいると、経営戦略の失敗とか、細かいことはいろいろありそうなのですが。

ただ、大型書店の閉店というのは、やはりインパクトがありますね。学校が近かったので、学生のころよく通ったのです。

こうして本屋さんが閉店していく流れの中、気になっているのは、本のプロモーションについてです。今までは、本屋さんに並んでいるのが、一番のプロモーションだったと思うんですよね。

自分の行動パターンを思い返してみると、学校帰りに、特に買いたい本がなくてもふらりと本屋に寄って、なんとなく新刊手に取って面白そうだと感じて買うことがありました。タイトル買い表紙買いで当たりだった本が、ウチにはたくさんあります。

ネット書店ではあまりそういうことは起きません。さらに、情報をネットで得るようになってあまり雑誌を買わなくなったので、近所の本屋に出かける機会も減り、ますます衝動買いはなくなりました。

さて、以上は個人的な体験ですが、日本全国で考えてみると、これよりももっと事態は進行しているんじゃないかと思うのです。

潰れていくのは街の小さな本屋さんです。代わりに出来たのはターミナル駅や街道沿いの大型店。すると、普段の行動圏内に本屋さんがない人が、昔に比べたら増えている。せいぜいコンビニやスーパーにある書棚です。雑誌はとりあえず置いてある。漫画も少々。小説はさっぱりです。

すると前述の「本屋さんに並んでいる」式プロモーションは、どんどん弱まっていることになります。

代わりに何があるのか。情報源はネットの方に移っています。マイナー系の漫画やラノベは、ネット上にしっかりしたクラスターがあるので、そこで面白い物が発掘されて広まる流れが出来ているように思えます。

ただ、出版社自体は、あまりこれに対応できているようには見えません。もともと日本の出版は、書店の買取ではなく委託販売で、取次会社主導で配本されていたので、そもそものプロモーション力が弱いという事情もありそうです。

僕のいる児童書界隈は、子供の生活圏に本屋がなくなり、さらに小学生なんてネットを推奨されてないし、どうやって読者に届ければいいのという状態です。すごく危機感があります。

そんな中では、何を書いてどこへ届けるかということを、もっと主体的に考えなくてはいけないんだろうなと思うのです。

というわけで、それについてはまた今度。

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