昨日に引き続きまして、本日はセルフプロデュース考察のまとめです。
日本独立作家同盟のセミナーで佐渡島さんも取り上げていて、目の前の鈴木みそ先生を例に具体案を出していました。
これはセルフプロモーションともつながっている問題です。興味を持ってもらうためには、自分の作品に何が期待できるかを提示しなくてはいけません。すると、自分がどういう作家かアピールする必要があります。
ただ、これに関して、僕は難しいことは考えていなくて。
いやむしろ、エンターテインメント系の作家にとっては、以前より簡単になったんじゃないかと思っているぐらいなのです。
先日の記事の通り、セルフプロモーションは作家に必須、なぜなら肉声の方が訴求力が高いから、ということならば。
普段自分が関心のあること、好きなことについて情報を流しておいて、そのジャンルの作品を書けばいいんですよ。
そしたら、普段言ってる事と書いてる物が一致しているんだから、プロデュース終了。同じような事が好きな人とつながってるから、プロモーションもスムーズ。
自分の武器が何かを強調できれば、なお良し。
むしろ今までの出版社持ち込み→連載獲得パターンの方が、難しかったんじゃないでしょうか。自分の好きな○○という作品が載ってる雑誌に行って、「僕、○○みたいな作品描きたいんです!」と言っても、「うーん、それは○○があるからねえ。それより君、スポーツ描けない?」みたいなことが起きるわけで。
(ちなみに僕はSF描きたいってアピールしたら、サッカーほしいんだよねと言われて、そっちもOKです! と飛びついたんですけれど。あれはついてた。)
商業出版も、一から新人を育てるよりは、出来上がっている人を作品を見てスカウトというケースが増えているので、そしたら好きで得意なことを前面に押し出していけばいいのではないかと思います。
それに対して、逆に難しくなってるんじゃないかなと感じているのは、作品の作り込みです。
SNSでつながってる人って、知り合いじゃなければ、「同じことに興味を持つ人」じゃないですか。
まずそのジャンルに詳しい人たちの間で情報が流れることになるので、中途半端な物じゃ食いついてもらえないんじゃないかと思うんですよ。
そのジャンルが持つ文脈をとらえていないと、何がありで何がなしなのか分からない。そこを押さえられないと、振り向いてもらえない。もともとそういう部分はあったけど、もっとその傾向が強まっていくんじゃないか。
それも考えて、だったら好きだから勝手に詳しくなっていく物を書くべき、と思うのでした。
好きな物なら苦労も苦労じゃないしね!
細かく言うと、同じ「好き」でもずれが生じている時があるから、そこをどう合わせる、もしくはどうこっちに引っ張り込むか、という問題は残るんですけど。
そこは今まさに苦戦中で答が出てないので、見つけた時に。
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