小笠原諸島西方沖地震
小笠原沖M8・5「東日本大震災と違う仕組み」
小笠原諸島の西方沖を震源とする推定マグニチュード(M)8・5の地震で、気象庁の発表によると、今回の震源は約590キロ・メートルと深く、プレート内部で発生した地震とみられている。
一方、M9・0の東日本大震災の震源は深さ24キロ・メートルと浅く、太平洋と陸のプレートの境界面で起きた。 鷺谷威(さぎやたけし)・名古屋大教授(地震学)は「東日本大震災とは発生のメカニズムが違い、直接関係はない」と話す。
海のプレートは、別のプレートの下に潜り込む時、いったん曲がってから、再び真っすぐに戻り、沈んでいく。このためプレートの内部では、押したり引っ張ったりする複雑な力がかかるほか、プレート自体の重みによる力もかかっている。この力で岩盤が破壊された時、深部で大きな地震を起こす。
今回の地震は、プレートを引っ張る力がかかって起きる地震だった。鷺谷教授は「これほど深い震源でM8・5の地震が起きたとすれば、世界でも過去最大級だろう」と話す。
YOMIURI ONLINE 15/5/30
この後気象庁はマグニチュードを8.1、震源の深さを682kmと修正しました。
東日本大震災はプレート境界でたまったひずみがドーンとはじけて起きたのですが、こちらは違う模様。
地球の中にもぐっていったプレートが、自分の重さでぽっきり割れた感じ? 実はここはそういう地震がよく起きる所なのだそうです。
インドネシアではスマトラ島沖の地震のあと巨大地震が続いたので、それかと思った。違うと分かってほっとしたような、じゃあまだ隠し球があるのかと心配が続くような。
ちなみにインドネシアでは、火山の噴火も活発になったのです。口永良部島は遠いから違うのかな。
いろいろ続くと気になりますね。
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