ジャンプ28号感想 ますます先が気になる
ジャンプ28号の感想をお送りします。
26号の感想で気になると書いた「暗殺教室」。
やはり暗殺の意味が変わってきました。
今までは「楽しい暗殺」という、ある意味ではゲーム感覚のじゃれあいでした。漫画としても、暗殺という言葉の刺激は使っても、死の重さには踏み込まなかった。また、それができる作風でした。
さあ、ここで暗殺の意味を再設定してしまいました。当然助けたいと思う者。逆に、向こうが暗殺されることを望んでいるのだから、むしろその思いに応えないといけないと思う者。これは単純な答の出ない、とても難しい問題です。
週刊漫画の場合、「先が読めない」というのは、意外な展開が起きて読めないというパターンが多いです。Aと思わせておいてそれを壊すというような。これは次々と続けられる形だからだと思われます。
AかBかの展開だと、終わりを予感させる形になるのです。卒業式の日、先生を殺して終わるのか、それとも救って終わるのか。一体どちらになるのだろう。
ますます先が気になるようになってきましたよ。
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