僕の現在地
先週金曜日は贈呈式。会場で先輩の作家さん達といろいろお話しました。
中でも興味深かったのが、電子書籍の話題が出たことです。
数ある出版物の中で、児童書は電子書籍から縁遠いジャンルの一つです。だってそもそも、小学生はネットにつながるデバイスを推奨されてません。携帯持たせるとなっても、スマホを避けて子供用携帯を持たせたりするわけで。
僕も小学生向けの物は、従来のルートじゃないと届かないだろうと思っています。電子教科書になれば、みんながタブレット持つから変わるかも。それまではまだ紙の本。
そういうジャンルでも、そろそろ考えないといけない時期が迫っているということでしょうか。
ただ小学生向けはまだ紙じゃないとと思っていても、他は電子に行かないとダメだろうと考えているので、「君の守護者」で実験中です。
考えなきゃいけない課題が、いろいろ見えています。
ところが、それを全部試す時間がありません。そもそも商業出版の企画をこなすのでひいひい言ってるから、個人出版は亀の歩みだし。
うまく回れば、相乗効果が作れるはずと夢は見ますが、理想ははるかかなたで、階段のずーっと下の方でじたばたしているのが、現在地です。
時間が欲しいなあといつものぼやきを書いたところで、今日はお開き。
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