山東戦感想 勝てたけど負けなくてよかった
録画を見ました山東戦。とにかく点が動きました。
1失点目は、輪湖君が転ばなければシュートに寄せて防げた気がします。もったいない。
モンちゃんの同点弾は、むりやり取った感。ごちゃごちゃっとなってダメかなと思った瞬間、なぜかボールがゴールに向かっていました。とっさに足先だけでGKを抜く判断力。あれが得点力の源ですね!
工藤君の逆転弾は、ボールを保持して押し込んで、回しているうちにスッと裏を取る見事な飛び出し。非常にいい得点でした。
クリスティアーノさんの得点は、カウンターで抜け出して、ぎりぎりまでGKを引き付けてのトゥキック。去年の印象は、どーんと打ってはふかしたり枠に当てたりだったのです。何かに目覚めたのでしょうか。わくわく。
前線三人揃い踏みで逆転という、とてもいい展開です。ほんとは、ここで勝ち切りたかったですよねえ。
ゲームを落ちつかせられればよかったのですが、ところがすぐに失点してしまいます。今年はこれが多い印象。
さらにこの失点シーンでは、人はたくさんいるのに寄せきれず捕まえきれずで、ちょっと守備で心理的に受身になりすぎてるのではと心配です。
そしてここからは謎の失点。
3失点目は一言。なにこれ。
4失点目はPK。手はかかってるけど。
こんなので負けてたら、消化不良で発狂ものなのですが。
クリスティアーノさんがFKを叩き込みました!
えらい! 負けなくてよかった!
できれば最後のヘディングシュートも叩き込んで、ハットトリック大逆転してくれてたらというのは贅沢でしょうか。でもほんと、このままどんどん点を取り続けてほしいです。
というわけで、勝ち切りたかったなあという思いと、負けなくてよかったという思いが交差する試合でした。
全体としての感想は。
実況でずっと言われていたのですが、とにかくサイドからどんどんクロスを入れられてしまいます。クロス自体をゼロにするのは難しいのですが、ちょっと相手に余裕がある感じが気になります。
守り方として4バックで中に絞っていること、前線に人が張り付いた状態で縦パスカットされてカウンターを食っていることが、後手になって寄せ切れない原因でしょうか。
ただこれは裏表で、攻撃時には去年に比べてゴール前になだれ込む人数が増えているので。
いいところを残しながら、スライドのさせ方とかプレスバックとか細かい修正をしていくということだと思うのです。
怖いのは吉田監督が試合後コメントで、「トレーニングで修正する時間は取れなかったし、これからも取れない」とぶっちゃけちゃってることですよ。過密日程だから試合しながら修正するしかない。それを覚悟して見守るしかないのかー(^^;;)
ここから連戦が続きます。なんとかがんばってー!
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