月刊群雛4月号 プロモーション
月刊群雛2015年4月号が発売しております。
今回の巻頭記事は大西隆幸さんの「事業者側から見た個人出版」。大西さんは株式会社ブクログの取締役。本の感想を書けるサイト「ブクログ」、そして電子書籍を作れる「パブー」を運営している会社の方です。
パブーには僕もお世話になってますが、最近更新していませんね。
書く時間がほしいだけ取れないというのが最近の悩み。ボツ原稿ならあるけれど、どうせ出すならちゃんと手を入れたい。でもそれの前に商業出版の原稿も満足に進んでない。「君の守護者」ものびのびで、コミティアで漫画出しててそれをパブーにも出してたけれど、そっちはもうあきらめている状態。
そんな時にこの記事を読むと。
うまくいった企画とうまくいかなかった企画の違いについて、あらためてこの原稿を書くにあたって考えてみたのですが、やはり著者の熱意だと思います。
過去のブログエントリーを組み直したものを出してきたり、プロモーションに積極的ではなかったりした著者の方については、当然ながらよい結果が出ませんでした。逆に、積極的にプロモーションをした著者の方については、きっちりとした結果が出ました。
うーむ。
個人出版で使えるプラットフォームはいろいろありますが、使ってみるとけっこうめんどくさい。紙の本を作って流通させるよりはずっと楽なのですが、商業出版なら原稿書いて渡せば、あとはやってもらえるわけで。
書くこと以外したくない、他のことに時間を使いたくないというのが、作家としては本音なのです。この記事で書かれているレベルよりずっと手前。
プロモーションなんて、このブログを毎日書くのは文章の修行の部分があるから意地で続けているけれど、ほんとはもっとしっかり媒体とか内容とか考えて情報発信するべきなんだろうなあと思うわけで。
ブログの内容もだし、ツイッターの使い方とか、アカウント取ってるだけでろくに使ってない他のSNSとか。
そういうふうには考えて、ちょっと試してみるんだけど、ただ、原稿に追われているとだんだんめんどくさくなってきちゃう。で、ブログは好きな事を並べるだけ、ツイッターは気分転換につぶやいている独り言状態に戻る。
それにごりごりとプロモーションするの、ちょっと気恥ずかしいじゃないですか。そんな低レベルな状態。
でもそんなこと言ってる場合じゃないのです。商業出版だって、著者自身のプロモーション力が問われるようになってきてるんだから。
環境に適応しないといけないよなあと思ったのでした。
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