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2015/03/16

つねに船長でありたい

こんな記事を見ました。

米国の人気個人作家Jamie McGuire氏が出版社ルートでの出版をやめる「つねに船長でありたい」

【編集部記事】個人作家が電子書籍で人気になり、大手出版社からオファーされるケースが増えている。しかし、そこから再び個人出版に戻ることを決断する作家も多い。

米Huffington Postが、そのような選択をした人気個人作家Jamie McGuire氏をインタビューしている。McGuire氏はKindle上で人気作家となった2012年に米Simon & Schuster社と契約。そこで数作品書いてNew York Time紙のベストセラー常連になったが、今年から個人出版に戻ることを決断。

McGuire氏自身「自由度の高さ」「つねに船長でありたい」と今回の心境の変化を語っている。

hon.jp 15/3/10

それを読んでのつぶやき。

米国の人気個人作家Jamie McGuire氏が出版社ルートでの出版をやめる「つねに船長でありたい」 こういうこともありえる。

出版にいろんなルートができるということは、選択できるという事。出版社ルートと個人出版ルートには、それぞれ長所短所がある。出版社ルートの方がビジネスとして大きな可能性があるが、関わる人が多い分採算ラインは高く、内容の自由度は減る。個人出版は逆。

このニュースの作家さんのように、選べる立場の人が増えると、出版社も個人出版のプラットフォームも自分達の提供するサービスを強化していくだろうから、作家的にはよい世の中になっていくんじゃないかなと期待。15/3/11

あんまり語られていない事だと思うんですけど、個人出版のルートができると、出版サービスそのものが見直されるんじゃないのかなと思うんですよね。出版社も含めて。

例えば出版社が必要な理由として、よく、編集者がかむ事によってクオリティが上がるのだ、という話になるわけですが。

同人誌と商業出版を比べると、同じ人が描いてても100倍ぐらいの部数の差があったりします。でもそれは、クオリティが上がったからなのか。

逆に、同人誌即売会の会場で、二つを並べた時に、100倍もの売り上げの差がつくだろうか。

確かに、出版社を通して出された作品は、クオリティは上がると思います。人の意見が入って質が上がるのは、実際体験しています。

でも実際には、それだけが売り上げの違いを生んでいるんじゃないわけですよ。あまり語られていない出版社が作家に提供している他のもの、販路の強さとかそういう部分がもっと注目されていいんじゃないでしょうか。個人でやってたら、ほんとに広めるの大変ですし。

その時こういう、「もう知名度はあって最低限ほしい分は十分売れるから、『より売りたい』も『それより自由に書きたい』も、どちらも選べる」という人が増えてくると、ぜひウチでという引っ張り合いになって、出版社も個人出版のプラットフォームも、サービス向上してくんじゃないのかな。

そしてそれは、他の人にもいいことじゃないかなと思うのです。

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