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2015/03/22

ジャンプ16号感想 ベタな展開

ジャンプ16号の感想をお送りします。

今週はまずは「ニセコイ」。

10号の感想で、重大事が起きたみたいで気になると書きましたが、それは千棘の引越し問題。みんなとお別れしなくてはいけない。

結局、楽の奮闘もあって、引越しはなしに。進みそうだった楽と千棘の関係も、楽の親友発言で千棘が望んだ方向には進展なし。

言われた直後の、力の抜け切った千棘の絵が好き。

まあ、ハーレム物のラブコメは、進展したら終わっちゃうので、こうなるのは見えていたわけですが。

ニセコイの楽しいところは、その結末だけ見たらベタな展開を、漫画だから許される強引さを使い、振れ幅大きくテンション高く描いているところです。

そして、表情のよさ。先の力の抜けきった絵も、その前に千棘の乙女な表情を魅力たっぷり描いているから引き立つわけで。ほんといい顔描くなあ。

そして最後にひょうたんからコマ的新展開。どうなるのかな。

ベタな展開という話で、「火ノ丸相撲」も。

現在力をつけるべく特訓中。みんなの異能を生かした相撲をしようということで、空手かじりのヤンキーだった五條は、昔途中でばっくれた空手道場に。しかし師範が怒っていて許してくれない状態。そこを誠意を見せて何とかしようということなのですが。

ここまでは、キャラクターに試練を与えようということで、よくありそうな展開。おっと思ったのは、師範のセリフです。

「私はね、そういうヤンキーの更生物語とか、大っ嫌いなんだよ」

「散々人様に迷惑かけてきておいて、ちょっと人並みの事すりゃやたらホメられる。ふざけんな。人並みの事をずっと真面目にやってる奴が一番立派なんだ」

「何が「俺は変わった」だよ。お前みたいなのに限って、「俺も昔はワルだった」とか言って、武勇伝をひけらかすんだろうが」

「「覆水盆に返らず」。反省しようがしまいが、私の教えた空手で人を泣かせた事実は消えないんだよ…!!」

ひざを打つセリフ。僕も思ってたのです。人に迷惑かけた分借金していたようなもんなのに、人並みになっただけじゃ新しく借金するのが止まっただけで、返してないよね?

そしてここで「覆水盆に返らず」を出したことによって、見せなきゃいけない気持ちがはっきりする展開になりました。一歩踏み込む。

ベタな展開って、結局それが有効だからみんなが使って、ベタと呼ばれるようになるわけで、そこに自分の味とか、もう一押しする展開とか入れて、なぞるだけじゃなくせば王道になる。

そしてそれが面白いのです。さあこの後はどうなるのかな。

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