レイソル2014 名将との別れ

2014/12/30

2014年のレイソル

今年はネルシーニョ・レイソル最後の年となりました。

怒涛の追い込み、すごかったですねえ。ACLに滑り込みました。

正直、ニーヤンが抜け、田中君が抜け、モンちゃんと工藤君の調子は上がってこないとなった時、優勝争いよりも降格争いに巻き込まれるんじゃないかと、ひやひやしたのです。

攻撃のパターンを失ったように見えたから。

でも、そこから立て直した手腕は、本当にお見事。

モンちゃんの調子が上がってきたのも大きかったのですが、前三枚の攻撃を組み立て直し、サイドからのクロスに対して、飛び込んでいく形を作りました。

ネルシーニョさんは引き出しが多くて、ほんと名監督だと思います。

僕的には、ずーっと指揮取ってくれててもよかったんですけれど。残念だなあ。

終盤怒涛の追い込みと時期を同じくした、中谷君の急成長も、印象深かったです。

U-19も当初はスタメンじゃなかったところ、ぐぐっと伸びてポジションを取り、残念ながら世界大会は逃したけれど、その勢いのまま、ウチでも先発。出た試合では、思い切りのよいチャレンジと、落ち着いたボール回しを披露。

なんか来年このままスタメン取りそうな勢いです。来年のお楽しみなのです。

お気に入りの選手では、工藤君が、ポジションが代わりタスクが変わったため、昨年ほどの活躍ができなかったのが残念。本人も苦しんでいるように見えました。

しかしきっと、これも乗り越えてくれるはず。こちらも来年のお楽しみです。

来年は新監督になって、がらっとサッカー変わりそうです。松原フィジカルコーチと松本GKコーチが内部昇格。

ほんとにアカデミーから一本化するんですね。どうなるかなあ。

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2014/12/27

行ったり来たり その2

移籍情報が来ましたよ。

まず谷口君が鳥栖に完全移籍。

今年はレンタルでした。交代出場が多いけれど、今年28試合出場。出られるところに行くのは筋。スタメン取るところまで行ってほしいな。がんばれー!

鳥栖は監督代わるけれど、来年はどうなのでしょう。

そして湘南から武富君、中川君が復帰。

うむ。これで中盤を秋野、小林、中川で組めば、ユースの同期だからコンビ合わせはしなくても平気というオプションができた(^^)/

ずーっとレンタル修行中だった武富君は、押しも押されぬスタメンでした。さあ、ウチでもスタメン取れるかな? 楽しみ。

ドゥドゥさんのレンタル契約は延長せず。

12試合で5得点は、けっこういいペースなので、もったいないような気がする。どこかよそで花開きそうな。

ただ、ポゼッションサッカーに舵を切るなら、確かにちょっとタイプが違うかもとも思います。この選択はどう出るか。

こうして人が入れ替わってきて、メンバーを眺めてみると、今のところ、後ろに人が多くて前に手薄感があります。どうするのかな。

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2014/12/25

行ったり来たり

よそのチームの補強話を眺めながら、ウチの次はまだかなーと指をくわえていたわけですが。本日第二弾発表ですよ。

まずはユースっ子の動向。

中山君と大島君がトップチーム昇格!

中山君はずっと二種登録してたし、大島君は今年試合に出てるしね。

そしてウチではありませんが、麦倉君が水戸に入団!

まずプロになってめでたい。太田君とか輪湖君とか、よそで育って帰ってきた人もいるので、がんばってほしいです。

他の二種登録の子はどうなるのかな。

さて、本日びっくりしたのは。

高山さんが湘南へ。

一年での湘南復帰。あれ? レンタルだったっけ? と調べてしまいましたよ。完全→完全という珍しい例。

湘南にとっては戦力アップになる上に、帰ってきてくれたとうれしい補強なのではないでしょうか。

ウチでもフィットしていたから、けっこう痛いです。お手柔らかにお願いします。

今日のエルゴラに各チームの補強動向が出ていました。ちょっと気になる話が出てるけど、どうなるのかなー。

あと、もしアカデミーと一緒でアンカーを置く4-3-3で行くなら、モンちゃんがわりと引いてくる分、前に出て行けるタイプのインサイドハーフがほしい気がします。そこもどうするのか注目。

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2014/12/19

コーチ就任と移籍マーケット

布部さんがヘッドコーチに、そして杉山さんがコーチに入閣。

布部さんは、順当な感じ。来年もよろしくお願いします。

杉山さんはアルビレックス新潟シンガポールなど、海外で監督の実績を残した方です。確かインタビュー記事をどっかで読んだことがある気がする。

経験豊富な人がいると心強いですね。よろしくお願いします。

さて、例年だと、ここから天皇杯が佳境になっていく時期なのですが、今年はもう終わっちゃっているので、盛り上がりに欠ける寂しい年末です。何か起きているかなあと移籍マーケットをチェックする日々。

浦和が突出して攻勢をかけていますね。

ウチから橋本君を獲って、仙台から武藤、清水から高木兄、大宮からズラタン、そして毎年恒例広島から石原。さらにFC東京の高橋選手獲りの報道も出てますよ。

日本には欧州みたいにビッグクラブがないって言うけど、収入は一つ抜けて1位でよその選手をこうして強奪していく浦和は、十分ビッグクラブだと思うんですよね。それで勝ってないのは別問題で。

これだけ選手がいると使いこなすの大変だと思うんだけど、ペトロヴィッチ監督はどうなのかな。わりと固定するタイプのような気がするのですが。

さて、ウチはこの路線と間逆の方向に行く感じです。あとは吉田サッカーを知ってる子が、レンタルから戻ってくるだけ?

現戦力をきちっと維持して、そこに大津君が融合するだけでもかなり戦力アップだと思うので、それでいいような気もします。

早く発表ないかなー。

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2014/12/17

新監督に

レイソルの新監督は報道どおり、吉田さんになりました。後任のダイレクターは、U-12の渡辺毅監督が就任です。

着々とアカデミーからトップチームまでの一貫体制が作られている感じです。

あれだけの名監督の後が、J初監督で、やるサッカーも変更、しかもACLでスケジュールもきつきつと、もうハードル高くてガクブルなのですが(((・・;;)))

強固なクラブを作るためには乗り越えたいところです。がんばってー!

そしてネルシーニョさんは神戸新監督に。

アレックスGKコーチと、ピンテメウフィジカルコーチも一緒です。ワンセットで移籍という形。

もう実力証明済みなトリオなので、来季の神戸はますます手ごわそうです。

さらに井原さんが福岡の監督に就任。ウチの人材引く手あまたですよ。

井原さんはネルシーニョ監督の元でのコーチ業で吸収してきたことを、どういう形で出していくのかな。注目ですね。

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2014/12/15

日本一ならず

高円宮杯U-18サッカーリーグ2014チャンピオンシップ、柏レイソルU-18vsC大阪U-18は0-1。

日本一ならず。残念。

ウチのポゼッションvsC大阪のハイプレスという予想が出ていて、実際プレスには苦しめられました。

でも、守備も踏ん張っていて、失点はFKのこぼれ球。どっちに転んでもおかしくなかった試合なので、とても惜しい。

3年生の子たちは、U-12の時に全国3位、U-15で2位とTVで紹介されていました。ここでトップに立てばばっちりだったのにー。

すぐには切り替えられないかもしれないけれど、この悔しさを乗り越えて、次の舞台でトップに立ってください。特にトップチームに昇格する子たち! 頼みますよ!

さて、試合を見て考えたのは、トップチームとユースの関係。

ネルシーニョ監督退任で、次は吉田さんという報道。すると、今回の狙いは、アカデミーからトップチームまでの一貫性を作りたいということなのかなと推察しているのですが。

切り替えのリスクがけっこう大きくて怖いんだけれど、うまくいけばすごく強い土台ができるので、そういう狙いなら挑戦する価値はあると思うのです。

最近そんなことを考えている時に、対戦相手がC大阪U-18。プレスの連動性がすごかった。ビルドアップから追い立てられ、かろうじて出した先には狙いすましたように二人三人と群がってきます。

これを作ってきたのが、今季途中でトップチームの監督になった大熊監督。なるほど、これをトップチームでもやりたかったんだと考えると、何でフォルラン、カカウという、明らかに他の選手より得点力のある選手を置いといて、杉本&永井だったのかが分かります。

でも途中就任じゃ時間がなさ過ぎ。ここまで高められてなかったし、選手を使いきれない弊害の方が影響大だった。

そして、時間がなかったのは、トップチームとユースが、がらっと違うサッカーだったからだよねと。

C大阪のイメージは、やはりクルピ監督が作り上げてきた、両SBもどんどん上がる、連動性の高い攻撃的サッカー。それと、前からハイプレスをかけ、どんどんFWに入れてくるU-18のサッカーはけっこう違う。

土台が共通してたら、もうちょっと違ったのかもしれないなあと思ったのでした。

というわけで土台は大切。ウチは新監督でACLという、まさに今季のC大阪と同じ状態で来季を迎えるのですが、うまく切り替えてほしいです。

大丈夫かな……。けっこうどきどきしています。

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2014/12/14

来年の話

天皇杯はG大阪!

ACLです!!!!

しかしちょっと問題が。

近年のJリーグ勢の成績がふるわない結果、日本の枠が4から3.5に減らされてしまっているのです。愚痴をこぼすと、みんなもっと真面目にACLに向かわないからこうなるんですよ。メンバー落とすとかやってるから。

というわけで、予選リーグの前に、プレーオフを戦わなくてはいけません。それが2/17。例年だとちばぎん杯のころ。

大丈夫かなー。新監督でACL、キャンプでチームを煮詰めきれずに不調にというのが心配。今年のC大阪がはまったパターンですよ。大丈夫かな。

ACLはうれしいけれど、困難が予想される、ハラハラの来シーズンなのでした。

さてそんな来季に向け、早速動きが。

橋本君が浦和へ。

そして大津君が復帰!!!!

橋本君の浦和移籍はもう報道で出てたので、最終節の試合後、泣いてる姿を見て、パンゾー君を思い出してました。お手柔らかにお願いします。

大津君の復帰はブログを書いた日に発表がありました! 速い!

来季はアカデミーと同じ、4-3-3にするのかなあと思うのですが、そうすると左ウイング?

とにかくこちらはすごく楽しみなのです! がんばれー!

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2014/12/13

決戦の日

決戦の日が来ました!

と言っても、ウチは試合しないんですけれど。

天皇杯決勝、G大阪vs山形です。

なぜ決戦かと言えば、J1四位で終えたウチのACL出場がかかっているからであり。

そしてあの元旦決勝のリベンジを、石さんが出来るかがかかっているからです。

二つ同時には達成できないんですよねー。

ウチが素直に3位に入ってたら、そりゃもう文句なく山形を全力で応援するところなんですが。ACL行きたいしなー。

ほんとは監督代わって、多分戦い方もがらりと変わるだろうから、キャンプの時間がしっかり取れないACLは危ないんじゃないかとも思ってたりするのですが。

そういうところでも迷いがあるんだけど、でもACLは行きたい。

そんな迷いにあふれる天皇杯決勝。

まあ、どう見てもG大阪が有利。

山形は、まず宇佐美&パトリックの2トップを抑えること、後方から飛び出してくる二列目をきちんと捕まえること。ただ、セットプレーは相手の思う壺なので、むやみに飛び込まず、辛抱して守ること。

あれ、山形視点で予想してるけど、それじゃACLに行けないよ?

というわけで、迷ったまんまで、本日の記事は終了。

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2014/12/12

酒井君とネルシーニョ監督と大津君

Jリーグは終了したので、他の話題をつれづれと。

2014-2015ブンデスリーガ第14節、ハノーファーvsウォルフスブルグは1-3。

酒井君と清武選手が所属するハノーファーですが、いきなり開始4分に先制されます。前半終了間際、清武選手のCKのこぼれを折り返して同点にするも、後半に突き放されて敗戦。

僕が見た時のハノーファーの勝率悪いの、なぜだろう(^^;;)

酒井君と清武君はクラブの意向もあって一度代表召集辞退したみたいだけれど、次はちゃんと呼ばれるのかな。

酒井君がいるいないで僕の応援モチベーションが段違いなので、ぜひ呼ばれてほしいです。

代表といえば、アギーレ監督が八百長疑惑で出廷になるかもという話ですが、そうなったらやっぱり日本代表監督は辞任なんでしょうか。

この話題を見かけた時、じゃあネルシーニョ監督でいいじゃんと思ったのです。

短期決戦に強く、日本人選手のことは対戦相手でばっちりスカウティングしてきてるから、よく分かってる。

あと、代表で、にほんで流行っている3-4-2-1やったら面白そうとも思ってて。

でも、神戸監督という報道も見たので。どうなるんでしょうね。

報道という話では、ウチの補強の目玉に大津君が上がっていますが。

大歓迎!(^^)/

実は夏の移籍話に関する記事で意中の人と書いてたのが大津君でした!

大津君にとっても、宇佐美選手みたいに仕切り直しした方がいいと思うんですよね。楽しみだなー。

というつれづれサッカー記事でした。

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2014/12/11

新潟戦を見ました!

録画放送を見ましたよ。

ネルシーニョ・レイソル最後の試合は、大雪で延期になっての中立地カシマスタジアム開催。

平日夜で両方アウェイという状態で、当然のことながらスタンドはがらがらです。でも、そんな中来てる人たちは、ほんとに熱心なサポーターなので、スタジアムには大きなチャントが響きます。

スコアは2-0だけど、やっぱり新潟は難敵でした。切り替えは速いし、プレスは厳しいし。むしろ向こうのペースに巻き込まれてるなあと感じる時間帯が、けっこう多かった。

そんな中、やっぱり働くのはモンちゃん。1ゴール1アシスト。特にアシストは、こぼれにすばやく反応してぎりぎりのところで折り返し、決勝弾を導きました。ACLへの希望をつなぎましたよ!

そして何度もあったピンチに身体を張って、完封した守備陣も見事。決勝弾の鈴木君は、守備でも逆サイドまでマークを追いかけ、大活躍でした。

後半、鈴木君の背中をかすめてコースが変わったシュートに、桐畑君が逆を取られそうになりながら、とっさの反応。あれを弾き出したのはでかかった!

ネルシーニョ・レイソルの勝負強さを存分に発揮したゲームでした。

このチーム、好きだったなあ。

よく理想におぼれて勝負に負けるチームがあるけれど、というか、それで降格したのでトラウマになってるんだけど、このチームはすごく現実的だった。しっかり守備から入り、カウンターを狙い、でも、ちゃんとポゼッションもできた、とてもバランスの取れたチーム。

そして逆に、「全員が戦力」という理想の方は、本当に実践してた。だからとても勝負強かった。天皇杯とかナビスコ杯の決勝は、欠場者も出ていて、普通のチームなら戦力ダウンの状態のはずなのに、勝ち切ってみせた。

ネルシーニョ監督の「調子が良ければ使う」というのが徹底していたから、ほんとに層が分厚かったし、応援しがいがあった。

それを実現するネルシーニョ監督の目利きはすごくて、「大丈夫かな」と試合前思っていても快勝ということが何度もあって、喜ばせてくれた。今季で言うと、この試合で先発した小林君とか、中谷君の初先発の時がそう。はらはらした分、その活躍にはほんとに興奮した。

毎年毎年タイトルを取ったり、ドラマチックな展開にも手に汗握った。まあ時には何これという大敗とか、監督辞任騒動とか、そういう方のドラマもあったけれど(^^;;)

でも、結局、「ネルシーニョ監督に任せておけば、きっと何とかしてくれる」という安心感があって、すごく楽しく応援できた。

ネルシーニョ監督、5年半ありがとうございました。今までサッカーを見てきた中で、あなたが僕の最高の監督です。

さあ、来季はどういうチームになるのかな。

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