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2014/12/15

日本一ならず

高円宮杯U-18サッカーリーグ2014チャンピオンシップ、柏レイソルU-18vsC大阪U-18は0-1。

日本一ならず。残念。

ウチのポゼッションvsC大阪のハイプレスという予想が出ていて、実際プレスには苦しめられました。

でも、守備も踏ん張っていて、失点はFKのこぼれ球。どっちに転んでもおかしくなかった試合なので、とても惜しい。

3年生の子たちは、U-12の時に全国3位、U-15で2位とTVで紹介されていました。ここでトップに立てばばっちりだったのにー。

すぐには切り替えられないかもしれないけれど、この悔しさを乗り越えて、次の舞台でトップに立ってください。特にトップチームに昇格する子たち! 頼みますよ!

さて、試合を見て考えたのは、トップチームとユースの関係。

ネルシーニョ監督退任で、次は吉田さんという報道。すると、今回の狙いは、アカデミーからトップチームまでの一貫性を作りたいということなのかなと推察しているのですが。

切り替えのリスクがけっこう大きくて怖いんだけれど、うまくいけばすごく強い土台ができるので、そういう狙いなら挑戦する価値はあると思うのです。

最近そんなことを考えている時に、対戦相手がC大阪U-18。プレスの連動性がすごかった。ビルドアップから追い立てられ、かろうじて出した先には狙いすましたように二人三人と群がってきます。

これを作ってきたのが、今季途中でトップチームの監督になった大熊監督。なるほど、これをトップチームでもやりたかったんだと考えると、何でフォルラン、カカウという、明らかに他の選手より得点力のある選手を置いといて、杉本&永井だったのかが分かります。

でも途中就任じゃ時間がなさ過ぎ。ここまで高められてなかったし、選手を使いきれない弊害の方が影響大だった。

そして、時間がなかったのは、トップチームとユースが、がらっと違うサッカーだったからだよねと。

C大阪のイメージは、やはりクルピ監督が作り上げてきた、両SBもどんどん上がる、連動性の高い攻撃的サッカー。それと、前からハイプレスをかけ、どんどんFWに入れてくるU-18のサッカーはけっこう違う。

土台が共通してたら、もうちょっと違ったのかもしれないなあと思ったのでした。

というわけで土台は大切。ウチは新監督でACLという、まさに今季のC大阪と同じ状態で来季を迎えるのですが、うまく切り替えてほしいです。

大丈夫かな……。けっこうどきどきしています。

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