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2014/07/04

廃刊ラッシュ

漫画雑誌の廃刊ラッシュで漫画家戦国時代はじまるか! 大勢の漫画家で少ない誌面を取りあう 廃刊ラッシュはどうだか分からないけど、いろいろ考えなきゃいけない局面なのは確か。

描いて発表すること自体は、電子書籍で誰でも気軽にできるようになった。だから最悪断筆は避けられる。けれど漫画雑誌には、有名作家から無名作家への再分配の機能があって、これがなくなるのは痛い。一つは原稿料の形でお金、もう一つは、誌面に一緒に載ることによって読者と出会う機会。

小説は、一応雑誌もあるけれど書き下ろしが主なので、その機能がほぼない。その結果として、作家一本では食べられてない、兼業作家が多い。ただ、漫画の場合明らかに小説より作業量が多いので、兼業作家が増えると描けるページが減って、漫画のスタイルが変わると思う。ストーリー漫画はきつい。

なので逆に、宣伝告知、マネタイズの能力が高い所に、作家が集まるのではないだろうか。従来の出版社とは限らず。作家が集まった方が大当たりの確率が上がるわけだから、編集側は、そこの勝負になってくのかなと思う。意識の変換を早くした所が有利。

ちなみに僕は今、小説が主戦場ですが、こちらは最初からそういう状態なので、がんばらないといけないわけですよ。仕事に戻ろう。14/6/25

大手出版社が出している雑誌が休刊のうわさがあり、この調子で廃刊ラッシュになると、漫画家の壮絶な椅子取りゲームになる、という記事。

ちょうどジャンプ改の休刊が発表されていたので、それのことかなと思ったのですが、増刊として始まって十数年ということなので、他の雑誌の模様です。

あと廃刊ラッシュは特に根拠が示されておらず、単にあおっただけみたい。休刊なんて、もう珍しくないからねえ。

僕は主戦場が小説に移っちゃったので、こういう記事読んでも対岸の火事で、自分の事というより友達は大丈夫かなあという話なのですが。

じゃあこちら岸は安泰かというと、書いたとおり、どちらかと言えばすでに焼けたあとなのです(^^;;) がんばらないと。

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