サポーターの細分化は読者の細分化と同じだなあと思った話
仕事場で、毎節一試合ぐらい地上波テレビでやればいいのに、という話が出たんですよ。
仕事場にはサッカー好きがそろってるんだけど、テレビは地上波しか入ってないので、試合をかけとくことができなくて。
Jリーグも観客動員苦しいし、地上波がほしいよねえと。
だけど、考えてみたら、それは難しいんですよね。
現在日本にはJ3までで62チームものサッカーのクラブがあります。サポーターが分散しているのです。
野球でさえ、うまくいっていたのは、メディア支配による巨人阪神二極体制の時。パ・リーグ球団ががんばってそれをくつがえしちゃったら、巨人戦の中継が激減。
地上波テレビは視聴率10%ぐらいは欲しいわけで、それは人口に換算すると1200万人。達成するためには、選択肢を減らして人を集中させるしかない。12球団ががんばっちゃうと、それが達成できない矛盾があるのです。
サッカーはJ1だけでもそれを超えています。さらに野球にもサッカーにも、海外チームとも競争があって、客寄せの目玉となるスター選手をぶっこ抜かれます。
そう考えていくと、昔ながらのやり方での成功はもうありえない。旧来の情報流通システムの上では、もう回らないのだという、覚悟が必要なんだと思います。クラブ自身がメディアになるぐらいの情報発信力をつけないと。
さて、そんなことを思っていると、この構図は自分の身の回りでも起きていて、最近考えていることとつながってるんだと気づきました。
考えているこことは、今後のこと。児童書作家になって、とりあえず次作を出版社に送って、ちょっと上の年齢向けのやつも送って、さて次の手。
一応プロになった自分が、電子書籍でボツになったやつを売ったりしているのはいかがなものか。さらにその続きが書きたいとかどうなのか。周りの人からも児童書は向いてると言ってもらえているのだから、100%そこでの商業出版に注力した方がいいんじゃないか。
とりあえず次回のコミティアはお手伝いのみにしてみました。会場の雰囲気に当たってやる気をもらうならそれでも十分。そして、何をして何を切るかを考えてた。
そこで、細分化の話ですよ。コンテンツが増えて選択肢が激増した結果、従来の本の薄利多売方式が破綻しているわけですよ。
例えば漫画なら、僕が子供の時と今を比較したら、雑誌の数がほんとに桁違いなのです。そうすると、自然と読者の守備範囲は限定され、リーチできないお客さんが増えていきます。さらに他のコンテンツも爆発的に増えていて、読者の持ち時間はそちらにも奪われるから、多売がどんどん難しくなっています。
昔ながらのやり方は、環境が変わってるんだから苦しくなる一方。現状は当然の帰結なのです。さらに、今自分がいる児童書界隈は、そもそも多売が難しいところなのです。元々子供の成長で読者がすぐ入れ替わってしまううえに、少子化の追い討ち。
やっぱり自ら発信するつもりじゃないと、どっかで回らなくなってくるんだろうなーと思ったのでした。
今推敲している分が終わったら、結果待ちの間にそっちを進めることにしましたよ。がんばろう。
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