「二葉」物語
はじめての柴犬警察犬 「二葉」物語 (文・秋山みつ子/写真・秋元良平)を読みました!
まず一言!
二葉かわええええ!!!!
警察犬の出てくる話を書いてるから、資料で読んだんですよ。
警察犬には、警察で飼ってる直轄犬と、一般の家で飼われている嘱託(しょくたく)犬がいて、嘱託犬の方は審査に合格すれば、小型犬でもなれるのだそうです。この本はその中で、はじめて柴犬として合格した二葉のお話。柴犬は頑固だから警察犬に向いてないとされてたんだって。
写真もたくさん載っていて、まあかわいいったら。一番気に入ったのは審査会の幅跳びで、台の上をびよーんと飛び越えている写真。すっごい飛んでる。
お母さんの二歩は、きりっとしていてきれい。
ということで、とても楽しく読みました。
ただ、資料としては普通の警察犬の事情が知りたいのですが、検索かけると、この二葉の他に、トイプードル警察犬のカリンとフーガとか、ミニチュア・シュナウザーのくぅとか、レトリーバーだけど審査落ちてばかりで有名になったきな子とか、特別なケースの本が当たります。
この本も「柴犬が受かった」が話題になっての本だから、実戦のシーンが少ないんですよね。
出版てそうだよな、話題ないと売れないもんなと、現実の厳しさも感じたのでした。フックをちゃんと作らないとねえ。
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