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2014/02/11

ねこめ(~わく)

スマホにアプリを入れて、キンドルでいくつか買ってみた中で、こちらも。

ねこめ(~わく) (竹本泉・著)

竹本先生の密度とコントラストが、スマホで見るときにはちょうどいいぐらいだなあと感じました。いつもの感じがストレスなく楽しめます。

出版の未来がどうなるんだろうといろいろニュースを追ってきて、現在の見解としては。

今まで出版が担っていたうち、暇つぶし分は、スマホに食われてると思われます。出先でちょっと見るのはスマホが一番楽。雑誌買うとか、かさばるし、めんどくさい。

実際もう電車の中で雑誌広げてる人、ほとんど見ないですもんね。

逆に趣味の物として考えると、電子書籍が来たときには「黒船来襲! 紙本全滅!」という騒ぎでしたが、閲覧性と保存性のよさで紙の本は残るのでは。質感までこだわる読者はいるはずです。アナログレコードがまだ生産されてるぐらいだし。

こだわる読者という点で言えば、僕は竹本先生の漫画はずらりとそろえ、未収録の短編目当てに再録本も買い、アンソロジーの本も買い、ハードがないのにゲームソフトを買い、一回しか聞かないCDを買ってみたりしました。挿絵描いた小説はまだ買ってないな。それぐらい? なのでやはり電子書籍の保存性は気になります。

でもすべての本をそういうテンションで買うわけではないので。

問題はその間。かさばる本をずらりとそろえるほどでもなく、かといって読んで即ポイ捨てではない需要。すぐに内容が陳腐化する、同時代性が求められる実用書なんかもここに来る。結構ボリュームがあると思われ。

そこはだんだんと電子書籍になっていくのでは。その時デバイスはなんだろう。

据え置きPCは売り上げ落ちているらしいし、タブレットかスマホか。小説はどっちにも対応できそう。漫画は解像度はクリアできそうだけれど、物理的な大きさの違いがあって、前述のように見え方が違います。

どっちが優勢になるのか、また狙う読者層はどっちよりの人たちか。そういう部分を考えて、描き方は変わっていくんだろうなあと思っています。

それにしても竹本先生の漫画がほんとにスマホで見やすくて、「あー疲れた」と作業コタツで後ろにひっくり返ったときに、ごろごろ見るのに最適だったですよ。癒される。

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