薪を燃やす生放送とフジテレビ
僕は見てなくて人づてに聞いたんですけれど、昨年の12/24に、ニコニコ生放送で、ただひたすら薪を燃やす映像が流れ、大人気だったとか。
あまりの人気に1/11に第二弾がありました。仕事場でもつけてました。ただ燃えてるだけなのに、次はどの薪燃やしますかとか、なんか楽しそうでした。
で大晦日のこと。各TV局がいろいろ特番組む中で、フジテレビが絶不調、なんと視聴率0.7%という時間帯があったんだそうです。1%以下を何度も記録したそうで。
深夜ならともかく、びっくりの数字です。
フジテレビといえば韓流ごり押し反対のデモの時に「いやなら見るな」とうそぶいて以降、ほんとに「じゃあ見ない」とばかりに視聴者離れが起きている印象だけど、ここまできたのか。すごいなと逆に感心しました。
そんな感想を持つとともに、あれっと気になって調べたのが、冒頭の薪の映像です。第一弾は延べ34万人が見たらしい。
日本の人口が約1億2800万人、世帯数は約5200万だから、視聴率0.7%は、だいたい90万人から36万人の間。
延べと瞬間だから単純には比べられないんだけど、これ、そろそろ同じ土俵に乗っかっちゃうんじゃないだろうか。
あのデモの時のフジテレビの誤算は、嫌韓なんてネットの一部という読み違えだったと思うんですけれど、そんなフジテレビが最初にネットに食われそうになるというのも、運命を感じますねえ。
ただネットの影響は、自分もまともに受ける業界にいるので、他人事ではないのです。
これって、今までは参入障壁が高かったから競争相手が少なかったけれど、そこがネットで崩れ、かつ中の人達はオレたちはプロだからすごい、素人なんか相手にならないと慢心していたという事例ですよね。
参入障壁がなければ、アイディア一発でプロかアマかなんてひっくり返る。競争は激しくなる。がんばらなくては。
ちなみに今手伝っている仕事場では、ニコ動も流れるしネットラジオも流れるし、普通に同じ土俵です。サッカー中継もネットで探したし。便利な世の中だなあ。
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