日記・つぶやき2013

2013/12/31

2013年のかわせひろし

今年のトピックはなんと言っても、まず。

「宇宙犬ハッチー 銀河から来た友だち」発売です!

小説家デビューとなりました!

しかし、その後は四苦八苦。ほんとは6月ぐらいには次を提出して、さらにもう一本ぐらい書けたらなあと思っていたのですが。

その皮算用から半年伸びて、提出したの12月ですよ(^^;;) 書きながら話をどんどん組み直していたから。こちらは現在判定待ち。

そして今年は自分も周りの人も、いろいろ踏み出した年でした。ナベ先生の「続ハーメルンのバイオリン弾き」の出版を手伝いました。今度第3巻が出るそうです。

ナベ先生が自分で漫画を出す様子に触発された僕は、「よし、立ち上がるならここだ!」と「ケッタ・ゴール!」の再販&続編を個人出版で出そうと動きました。

そして撃沈。個人には許諾が下りない。さらに1カット出てる洪さんにも許可を取らなきゃいけないんだけど、現韓国代表監督に、どうやってコンタクトを取れば?

ということでこれはまたあとで考えることにして。

kindleのアカウントを取ったので、ハッチーと並べて個人出版しました。

楽天ブックスも並べられるはずなんだけど、kindleが結構めんどくさかったので、koboに行く前に力尽きているところ(^^;;) 作家なんて原稿書く以外したくない人種なので、いろいろやらなきゃいけない個人出版は大変。

でも、そうやって手を尽くさなきゃいけないのが、これからの作家業なんだろうなと思っています。

来年もがんばるぞ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/12/22

気がつけばあと十日

買出しに行ったらクリスマス用食品が押されてたのです。飾りはだいぶ前から出てたけど、そう言えばそろそろだなあと。

同時に、今年も終わる実感がひしひしとしてきます。あと十日。

十日あったら、仕上げ一本終わらせて、次の素書きぐらいできるかな。

他にもいろいろ終わってないのです。

昨日のお姉さん別カット。

Maru3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/12/21

ぬれねずみ

完全夜型の生活をしていると、困るのは昼間しか開いていない銀行窓口に行かねばいけないとき。

起きたらもう2時近く。支店は隣町。電車を使ってもさして時間の変わらない微妙な徒歩圏。いつもならのんびり散歩しながら行くのだけれど、外は雨。風も強い。

ちょうどその頃東京で初雪が観測されたそうですが、どうせならもっとしっかり雪になっててくれれば、払い落とせるから濡れないのに。一番冷たい状態の雨という最悪の天候の中、やっぱり歩いていくかと向かって、凍えていたのでした。

作業机がコタツだから、冷え切った足先を温めるには好都合。

次の漫画に出てくるお姉さん。

Maru2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/12/19

漫画は楽しい

小説一本提出して、次の作品の仕上げに取りかかっています。

何か積み上げられるものはないかと、本を読んだり録っておいたTV番組を見たり。

資料番組を見ながら、漫画も描いています。

番組が面白そうだったら手が止まるし、ぼんやり考え込んでいる時間もあるしで、漫画はかなりののろのろ運転。

締め切り気にせず漫画描いてるのは、とても楽しいのです。

主人公の男の子。

Maru1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/12/13

商業出版と個人出版の補完関係

さて、昨日原稿を出して、その前には個人出版についての寄稿が載ったので。

ここら辺で、商業出版と個人出版の関係についてどう考えてるか、整理したいと思います。

個人出版サービスが来る来ないという時期には、黒船来襲! という感じでしたけれど。

来てみて使ってみての感想は、もっと補完的なものじゃないのかなと。

まず、きんどるどるどうでしょうさんへの寄稿文で、「ボツ原稿にもハリー・ポッターみたいな可能性」と書きましたが、あれがとても低い可能性なのは分かっているのです。宝くじみたいなものですよ。

でも、宝くじも買わないと当たらないからね! 万が一の可能性も一万回積めば、外れ確率は99.99%の一万乗で約37%。なんと6割以上当たるんですよ! やって損なし!

……ふう。

さて、落ち着いてもうちょっと現実的な見方をしますと。

特に漫画は、原稿料というシステムがないと作画スタッフが雇えず量産できないので、個人出版からストーリー漫画で大逆転は、なかなか大変そうです。

一本当たりが短くて、画面密度も上げなくてもだいじょうぶな、ギャグ系とかエッセイ系ならあるかも。

もしくはすごく手が速くて、一人で高密度の画面を量産できる天才。

基本的には、同人誌活動していたらスカウトされたというのが、ネット上でも起きます、という流れなんじゃないだろか。電子書籍という名前がついた方が流通しやすくなるし、実際にある程度売れてれば、それがセールスポイントになるし。作家のプレゼンテーション的な役割。

自分が今やっている児童書の場合は、そもそも子供が電子書籍をどうやって買うのかという問題と、子供が本と接触する場所は、図書館とか学校の図書室の割合が高いことを考えると、もっと可能性低いと思います。

まあ、ボツになったら、とりあえず出すけれども。読む人いるのかな(^^;;)

大人だけど児童書読んでくれる人とか、何とかたどり着いてくれた子とか、出会えたらものすごくうれしいです。

一番可能性があるのはハイティーンから大人向けの文章物ではないでしょうか。そもそも元から兼業作家がいるし。

特にタブレットじゃなくてスマホで、通勤通学の電車の中で読むというふうに電子書籍が広まったら、全体の需要が増えるから、ニッチ狙いでも行ける可能性が出てくるのでは。

基本的にリソースが大きい商業出版の方が有利なのは変わらず、個人出版は、特に宣伝が難しい。埋もれる可能性大。

個人出版の利点は、寄稿でも書いたとおり、商業出版では取りきれないリスクを取って、作品の可能性を広げられるところ。

逆に個人出版の弱点としては、自分の弱さと向き合えるかどうかがあると思います。

商業出版だと、編集さんに厳しいこと言われて直すはめになったりするけれど、個人出版では、本人がこれでいいと思えば出せる。でもこれは実は利点じゃなくて、質を高める機会を放棄していることになる。

誰だって厳しいことは言われたくない。なければそっちの方がいい。自分に甘い人は、この罠にはまります。批評の質の問題もあるから単純ではないんだけど、批評に耐えてそれを生かす力も才能のうち。

つまり「ワンピースみたいな燃える漫画が描きたい!」という人は、迷わずジャンプの門をたたきなさいということですよ。へたれるな、そこで勝て。

「一番描きたいシーンが描かせてもらえない」という人が、採算の厳しさに負けず個人出版というのがよい流れ。こぼれた読者も救われる。

そういう補完的な関係なのではないかと、最近は思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/12/11

原稿提出

新作の原稿を提出しました。

僕の皮算用としては六月ぐらいに終わるつもりだったのに、半年オーバー。書きはじめてから「あ、違う。ふくらますならこっちだ」と気づいたりして、当初の予定からだいぶ変えて手を入れまくったからなあ。

原稿を出したといっても出版が決まったわけではなく。

漫画の場合は掲載が決まってから原稿を描き始める場合がほとんどですが、小説の場合はできた原稿を見て出版するかどうか決まるということで。

担当さんの机の上には、ライバル原稿がたくさん載っているに違いないのです。勝ち抜きますように(-人-)

ちなみに僕の皮算用は人に話すと、取らぬ狸すぎてたいてい笑われるんですが。

このあと立て続けに書き上げる予定です! 一ヶ月に一本のペースで三月まで!(強気)

宣言して退路を立つ作戦。ちなみに最後の一本は、これからプロット。だいじょうぶ、いけるはず。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/12/10

セール本日までと売りを伝える難しさ

クローン04特別価格99円セールは、本日12/10までの予定です。(訂正:11日まででした。すいません)

いつもの子供主人公の楽しい話ではなく、上の年齢向けに、社会問題の風刺も織り交ぜ、さらにお色気も入れてみたというお話です。パブー版セールも、本日までの予定。これを機会にぜひどうぞ。

きんどるどうでしょうさんに記事掲載から始まり、セール参加と動いていたわけですが。

作品の売り口上つけるの難しいですね。

本の内容紹介を短い文にまとめて、それで興味を持ってもらうにはどうしたらいいのか。世の中に情報があふれてきちゃっているので、じっくり立ち止まってもらうのは大変です。スパッと目立たないと見てもらえない。

あと、記事掲載の反響を知ろうといろいろ見ていたところ、「雑誌の色がない個人出版は、想定読者の情報がほしい」というつぶやきを見かけました。

確かに、ジャンプに載ってる漫画ならだいたいこの範囲、とか、電撃文庫のラノベならこんな感じとか、手に取る前に予想できますもんね。

ただ、年齢性別だけじゃないから、こんな人にお勧めというのを、スパッと伝えるのも難しい。作家の色を信用して手に取ってもらえるようになればいいんですけど。道のりは遠い。

とりあえず、クローン04の作家名を漢字にしてみました。内容の硬さと、小学生向けじゃないよというのを表せるかなと。

じゃあひらがなの時は小学生向けかというと、漫画をひらがなで出してたりしますし、これまた難しい。

内容の色合いをうまく伝える手はないか、いろいろ考えているところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/12/06

まず第一弾仕上げ中

三本並行進行だったうちの第一弾の仕上げに入りましたよ。

一度読み通して直すところを直して、もう一回確認したら、週明けぐらいに提出でしょうか。

ここから三月いっぱいで四本仕上げるのが目標なのです。

おや、一本足りない?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013/12/03

完徹

皮算用から作業が遅れていくのが、何か許せない気分になったので。

寝ないで突っ走って終わらしてやった。ははは、ザマーミロ(←誰に?)

並行三本、全部本書き終わった。ここから一個ずつ仕上げ。

その前にオヤスミナサイ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013/12/02

きんどるどうでしょう掲載・補足とセール参加

アマゾンkindleの情報を取り扱っている大手サイト「きんどるどうでしょう」様で、寄稿分を取り上げていただきました。

漫画家・小説家の僕がやってみて気づいた、プロが個人出版に挑戦すべき6つの理由

タイトルとか見出しは向こうで整えると事前に聞いていたのですが、いざ載ってみると、ドキドキします。もうちょっと大人しかったんですよ、原文。

こっちの方が人目を引くから、これで正解と分かっているのですが。

頭ではそうすべきと分かっていても、性格的にできないんですよねー、マーケティングのたぐい。やばいよ、偉そうに見えたらどうしよう。そんなに偉くないのに。

なんだかんだでネットは見出し命のところがあるから、どんどん過激になってます。このブログのこの記事だって、人目を引くことだけを考えたら、例えば。

ちょwwwwwアクセス爆釣wwwwww
簡単に注目を集めるたったひとつの冴えたやりかた!!

とかタイトルつけて。

中身は、要は大手サイトに取り上げられればいいということを、テンション高めでさもおおごとかのように水増しして書き、しかも、確かにありがたいことにアクセス増えましたが、爆釣は言いすぎかなーとか、あと肝心の大手サイトに取り上げてもらう方法が書いてないとかは、そ知らぬ顔で・・・・・・。

無理(^^;;)

というわけで普通に補足。

取り上げてもらえたのは、僕の場合はたまたまです。昔いっしょにお仕事した米田さんが以前取り上げられていて、僕がKDPで本を出したらこんな人がいますよと先方に紹介してくださり、そこで僕の経歴に興味を持ってもらえたという経緯。ありがとうございます。

記事の内容は要するにいつもここで言ってるようなことです。ハリー・ポッターみたいな例もあるから、一回ぐらいボツになってもまだ分からない。それは大きな夢すぎるとしても、個人出版ならコストが下がるから小さいところで成立するかもしれない。

小さく空いてそうな場所で僕が心当たりがあるのは、コア・サポーターのいるジャンル、純粋にいい話、じっくり書かれた話。これは漫画の場合。マーケティングの話で言えば、ニッチを狙え、当然と思われてるところを外せということですね。

小説の場合はまだ仮説段階なので、書いてません。ボツが増えると分かってくるので、順調に採用されて分からない方がありがたい。

子供向けSFはがら空き! と思って挑戦してるんですけど、ここが採算取れるかですよねえ。

あと記事が載ったあとに思いついたのが二つあって。

一つは、直球ど真ん中。べたべたなやつって好きな人いると思うんだけど、古いんじゃないかと作る側では敬遠されがち。いい雰囲気出してたら、みんなが避けてるタイミングと合えば、あるんじゃないか。

もう一つは先鋭化していく過程で捨てられるところ。例えば身近なところで梅木君が、ファンタジー好きで、異世界の日常生活とか描きたいってよく言っててああいう漫画なんですけど、いい狙いだと思うんですよね。

SFとかファンタジーって世界観の魅力で見る人多いけれど、売れるギミックがだんだんはっきりしてきて、絞り込まれちゃう。日常生活なんかは捨てられる筆頭。でも「借りぐらしのアリエッティ」の冒頭とかすごくわくわくしますし、あると思うのです。連載ネームは進んでるのかな。

さて、掲載していただいたところで。

今度は、きんどるどうでしょう主催の「KDP・ボーンデジタル本非公式一斉セール」に参加させていただくことになりました。

クローン04を特別価格99円で販売いたします。12/10までを予定。

クローン04も記事の趣旨に沿った、ボツ原稿です。頭二章だけ募集という賞に、じっくり展開するパターンで書いたら滑ったという作品。

いつもは子供主人公の楽しい話が多いのですが、もっと上の年齢向けに、社会問題の風刺も織り交ぜ、さらにお色気も入れてみたというお話です。合わせてパブー版もセール価格にしました。これを機会にぜひどうぞ。

ちなみに架空記事タイトルで書いた「たったひとつの冴えたやりかた」はSF小説のタイトルです。

柏のカルチェ5で川原先生の表紙に惹かれて手に取って、ちらりと読み始めたら止まらずそのまま立ち読み。絶対これは泣くという絶品のお話にうるうるしていて、とても迷惑なお客さんになっていたという思い出の作品です。ほんとに泣くから、これ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧