偵察大分vsM・新潟と天皇杯大分戦展望
さあ天皇杯! 目指せ来年のACLということで、まずは偵察。
2013J1第30節、大分vsマリノスは、0-1。
この試合唯一の得点は、中村俊輔選手の自分で得たFK。ペナルティエリアの横から、角度があまりないのにニアを抜く。この得点で、中村選手は二桁得点。キャリアハイなのです。
そこでふと思ったこと。この間、三浦淳宏選手の引退試合があり、そこで中田英寿氏にテレビインタビューがこなかったという話題を見ました。海外で活躍、W杯にも出て、そこですっぱり引退。そしたらサッカーマンじゃなくなっちゃった。
片や中村選手は海外で活躍はしたけれどW杯は不遇。でも日本へ帰ってきてサッカーを続けていたら、第二のピークが。守備とか運動量とか、今の方がいいような気がするぐらい。人の人生だから人それぞれでいいんだけれど、僕は中村選手の生き方の方が好きです。
さて、大分の方は4バックにして守備は以前に比べ安定した印象です。いい距離感でブロックを作り、全体で守れています。しかし前半シュートゼロ。
後半も、がんばっているけれどとりあえず突っかけるだけという印象で、あまり効果的な攻撃はできず。この日は高松、森島という大型ターゲットを欠いていたのが影響したようです。
第31節、大分vs新潟は1-3。
新潟の先制点は大分GKのミスでした。CKからの混戦でキャッチしたボールを、あわててカウンターに持ち込もうとしてパントキック、相手の背中に当ててゴールイン。周りの様子がよく見えていない、もったいない失点。
そのまま流れは新潟だったんだけど、大分松本昌也選手が同点弾を撃ち込みます。左サイドでボールを拾ってペナルティエリアに切り込み、キーパーの頭上をまいて逆サイドネットへ送り込む、技術の高さが見事なゴール。
そして今度はそれもつかの間、新潟のエース川又選手が得点です。CKからの混戦、相手選手がゴール前に林立する中、利き足と逆で冷静に射抜きます。とっさのプレーでも迷いなし。ほんと点取るな、この人。
3点目も大分のミスから。ボールを奪った後の一本目のパスがずれ、真っ直ぐペナルティエリア前の田中亜土夢選手へ。見事なミドルシュートを決められます。
大分はミスが失点に直結する痛い試合となりました。
さて、これをふまえて大分戦。来期ACL出場のために負けられない、ある意味ナビスコ決勝に匹敵する大一番ですよ!
そして緊急事態もまだまだ続いています。大分は降格決定後システムを3バックから4バックにしています。ミラー戦術というのなら、ウチも4バックに戻してもいいのですが。
右SBがいなくなってしまったので、その選択肢がない!
別メニューの人がいて、3バックもドキドキです。総力戦だ! がんばれー!
守備では。
大分は4バックにしたけれど、基本的な部分は変わりなく。まず前線のポストプレーヤーをきっちり潰すこと。
ドリブルで仕掛けてくる人が多いので、チャレンジ&カバーをしっかり。
攻撃では。
押し込めるのではないかと思うので、ブロックを最後どう崩すか。前の選手が上手く引き出すことが重要。
間で受けてぐっと切り込むといえばレアンドロさんです。だんだんコンディションは上がっています。そろそろ一発!
下がった相手に田中くんのミドルが炸裂して欲しいです!
ミドルといえばワグネルさんが今季限りという報道を見たので、ぜひ一つでも多くのゴールを目に焼き付けたい! FKでもいいです!
天皇杯連覇へ!!
勝ちましょう!!
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