基礎と華
普通って評価をネガティブに言う人がいるけれど、普通に描けることがまず基礎だと気づいてないんだろうなーと思うわけですよ。
基礎がおろそかな建物は、外見立派でも地震がきたら崩れる。もっとひどい場合、地震がなくても崩れる。(外国でたまにありますね)
特に高層建築(長い話)を作ろうとしたら、基礎は必須。基礎があれば展開次第で化けるけれど、基礎がおろそかだと長くなるに従いぼろが出る。作り手側ならそれを気にしないと。
しかし読者は、上物の外観とか間取りとか内装を見ている。基礎は作り手が保障するものであって、楽しむのは華の部分だから、当然のこと。
華を詰め込んで、それでいて基礎をがっちり組む。そういうことを最近考えています。
絵を描く時間でリトル・ビット・ワンダー下書き中。この漫画は基礎があるように見えないと思うけれど(笑)
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