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2013/09/15

イグノーベル賞

イグ・ノーベル賞 日本人7年連続受賞

ノーベル賞のパロディーとしてユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式がアメリカのハーバード大学で行われ、たまねぎを切ると涙が出る原因となる酵素を突き止めた日本の食品メーカーなどの研究グループが「化学賞」に選ばれました。
イグ・ノーベル賞を日本人が受賞するのは、7年連続で、日本の独創的な研究に世界の注目が集まっています。

「イグ・ノーベル賞」は1991年にノーベル賞のパロディー版として創設されたもので、人々を笑わせ、そして考えさせる、ユニークな研究に贈られます。
アメリカ東部・マサチューセッツ州のハーバード大学で、12日、ことしの授賞式が行われ、10の部門の受賞者が発表されました。
このうち、「化学賞」では、たまねぎを切ると涙が出る原因となる酵素を突き止めた、大手食品メーカーのハウス食品などの研究グループが受賞しました。
この酵素と、たまねぎに多く含まれているアミノ酸を反応させると、涙を誘う「催涙物質」が作られ、目を刺激し、涙が自然と出てくる仕組みになっています。
授賞式では、研究グループの今井真介さんが「これまでたまねぎに泣かされてきたすべての人々にこの賞を贈ります」とあいさつすると会場から喝采を浴びていました。
また、帝京大学などの研究グループが、心臓移植をしたマウスにオペラの「椿姫」を聴かせたところ、モーツァルトなどの音楽を聴かせたマウスよりも拒絶反応が抑えられ生存期間が延びたという研究成果で、「医学賞」を受賞しました。
研究グループがマウスの着ぐるみを着て授賞式に現れ、「椿姫」の曲を歌うと会場から笑いが沸き起こりました。
このほか、旅客機のハイジャック犯を通路に仕掛けた穴に落として、パラシュートで外に放り出し警察に突き出すという装置を開発したアメリカの研究者には、「安全工学賞」が贈られました。
イグ・ノーベル賞を日本人が受賞するのは、7年連続で、日本の独創的な研究に世界の注目が集まっています。

NHK NEWSWEB 13/9/13

イグノーベル賞は、ノーベル(Nobel)と、イグノーブル(ignoble=不名誉な)という言葉をかけた、だじゃれです。「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞という定義がされています。

変な研究に与えられる、馬鹿にした賞というニュアンスが出てしまうのですが。

でも実は、こういう賞に日本から多くの受賞者が出ているのは、誇るべきことだと思うのです。研究の裾野が広いことを表しているからです。

特に基礎研究は、何が将来大きく育つかなんて分かりません。例えば、ノーベル化学賞を取った下村先生の研究です。

下村先生はオワンクラゲという青白く発光するクラゲから、その発光の元となっている蛍光タンパク質を取り出すことに成功しました。このタンパク質は、その後遺伝子マーカーとして、細胞の中の仕組みを生きたまま調べるのに幅広く使われるようになり、科学の進歩に大きく貢献します。その結果、ノーベル賞となったのですが。

それを狙って研究を始めたわけじゃない。見つけたタンパク質が、そういうことに利用できると、あとから分かったのです。

「何で生き物が光るの?」と「何でタマネギ切ると涙が出るの?」は、どちらも子供が持ちそうな素朴な疑問で、レベルの違いはありません。そういう疑問をほったらかしにせず、どういう仕組みなのか、とことん研究する人達がいる。そうやって人類の知の地平を広げていく。それが大切で尊いことなんだと思います。

ちなみに、タマネギの研究は遺伝子組み換え作物として、切っても涙出ないタマネギの開発に成功してるそうですよ! 普及する日が来るのだろうか。そしたら「作業続きで疲れ目の時にタマネギ切るとめっちゃしみる!」とぼろぼろ泣かなくてもよくなるのだろうか。(←何日か前の話)

ちなみに今年の受賞者を眺めてみると、笑えるのとかすごいインパクトあるのとか、あと平和賞は本家よりこっちの方が骨があるなとか、いろいろ思ったんですけど。

「低重力なら水面を走って渡れるかもしれない」という研究は、月には湖がないけど、じゃあタイタンのメタンの海はどうなんだろうかと、わくわくしました。小説に使えるかも!?

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コメント

イグノーベル賞 日本7年連続受賞ですかっw(゚ロ゚)w すごいなー ノーベル賞よりイグノーベル賞の方が好きです ユーモアがあるのはいいですよねー♪

投稿: さとみっくす | 2013/09/16 12:44

笑える研究は、なんかほのぼのしますよねー。インパクトがあったのは、「トガリネズミを丸呑みして消化される骨とされない骨を調べる」研究です。何でそんな苦行をするはめになったんだろうか(・o・;;)

投稿: かわせ | 2013/09/16 16:53

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