ナイジェリア戦と多チャンネル時代とサッカーマガジン
今日はサッカーからつらつらと。
国際親善試合、なでしこvsナイジェリアの第2戦も2-0。
けれど、今回はCS放送のTBSチャンネル2だったので見れなかったのでした。チャンネル1なら見れたんだけど。今回の2連戦は、西日本、東日本でメンバーを変えて大量召集。どっちも出るのは軸になる宮間、川澄、大儀見だけ。澤さん出そうな方を地上波だった模様。
得点は宮間、坂口。底上げがテーマだったので、他の選手がどうだったのか。若手でがんばった人がいたのか、そっちが気になります。
民放ってけっこうチャンネルたくさんあるんですよね。地上波だけじゃなく、BS、CSもそれぞれ持ってるから。
フジテレビもナビスコ杯がCS放送なんだけど、こちらもウチでは見れない。
番組表を見てみると、正直誰が見るのかなあこれ、という気がします。お金もかけられない、専門性も微妙に薄い。なのに見るにはお金を払わなきゃいけない。CATVに追加料金払って高い方のコースに行けば見れるんだけど、他に見るもんないと、ちょっとなあという気分に。
例えば、ハノーファー(酒井君)とフェンロ(大津君)の試合を毎節放送してくれたら、大喜びでお金出す。
でも逆の立場で考えてみれば、まあ採算合わないだろうなとすぐ分かるわけで。
仕方ないのか、と思ったところで、これと同根なんだなと気づいたニュースがこちら。
サッカー界の厳しい現実。週刊サッカーマガジンが11月から月刊誌化 | ゲキサカ[講談社] http://web.gekisaka.jp/403621_125658 … どこも苦しいなあ。
サッカーマガジンは月刊のころから読んでたけど、エルゴラ買うようになった辺りから、レイソル関連の記事を見たいとき以外買わなくなった。世の中に情報がどんどん増えてくと、全部は受け取れないから、ほんとに自分のほしい物に絞られていく流れ。
ダイヤモンドサッカーとサッカーマガジンぐらいしか情報源がなくて、むさぼるように見ていた時代から、サッカーの試合も記事もあふれかえってて、その中から選ぶ時代に。そうなると週刊誌はつらい。速報性はそこそこ、掘り下げもそこそこ。ものすごく分厚くするわけにもいかないし。
月刊化も決定打じゃないしなあ。掘り下げるなら書籍の方がいいもんね。ネット上の無料情報によって情報の価値が下がってることも含めて、難しい時代だなあと思う。ひとごとじゃないんだ。
情報がどんどん増えて、そうなるとより個人の需要に合う物が選ばれて、中途半端だと淘汰されてしまう。でも、採算性の問題があって、ものすごいとんがった物は作りづらい。
TV局もとんがれない→つまらないのサイクルにはまってたりしますよね。
ひとごとじゃないのは、自分が今の立場では、ただ情報を無駄に増やすだけの人だからです。ただ作るだけじゃだめだ。必要とされなくちゃいけない。いなくてもいい作家なんて、じゃまなノイズでしかないんだよ。
サッカーの話からふと、情報が増えたとき中途半端で内容薄いと淘汰されるよね、と考えたというお話でした。
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