偵察仙台vs川崎・鹿島と仙台戦展望
2013J1第19節、仙台vs川崎は2-1。
仙台の先制点は、右SB菅井選手が攻撃参加したところ、さらに大外を松下選手が上がってクロス、ウィルソン選手がヘディング。シンプルだけど流れるような、鋭いきれいな攻撃。
先制点は仙台でしたが、試合開始から優勢だったのは川崎。新加入アラン・ピニェイロ選手が右、真ん中大久保選手で左にレナト選手、その3トップを中村憲剛選手が操る形。風間監督就任以来、集団で回すパスサッカーのイメージでしたが、そこに個の強さが出てきて川崎らしさを感じる布陣。
それに対して仙台も、仙台らしい堅いブロックで対応。ボールは持たせても中は使わせず、拮抗した試合展開に。
後半になると川崎が攻勢を強め、ポストやバーを何度も叩きます。仙台も必死に守っていましたが、強いパスがバンバーンとダイレクトでブロックを切り裂いて、川崎レナト選手が同点弾。
その後も川崎が押し込む中、CB角田選手のロングボールに前線に飛び出したのは、なぜか右SB菅井選手。相変わらずの脅威の攻撃参加。心憎い落ち着きでマイナスに落としたボールを松下選手が叩き込んで決勝点。仙台の練り上げられたカウンターが勝利を呼び込んだ試合でした。
第20節、仙台vs鹿島は2-1。
先制は鹿島。決めたのは中村選手。この直後にもいいドリブル突破がありました。最近鹿島は若手が出てきているので注目。
同点弾は柳沢選手。こちらは鹿島1点目とは逆に息の長いベテランが、前節でウィルソン選手負傷の緊急事態に渋い働き。
前半は鹿島が若干優勢かなと見えたんですが、鹿島は週半ばに試合があり、後半ペースダウン。だんだん仙台が押す展開に。
交代で入った佐々木選手がクロス、へベルチ選手が決勝点と、チーム力を感じさせる仙台の勝利となりました。
さて、これをふまえて仙台戦の展望は。
仙台は実は怪我人続出でピンチなのですが、長期的な強化に成功しているチームなので、土台がしっかりしています。いわゆる誰が出ても同じサッカーができる状態で、堅守から鋭い縦の攻撃という武器はぶれません。
ということで守備では。
2トップはスピードのある選手の先発予想。特に柳沢選手のランニングの質は衰え知らずです。裏を取ったりスペース作ったり巧みなので、上手く受け渡して。
縦への速さを生むのが、太田選手。かなりキレている印象。しっかり対応して。
とにかく速攻を食いたくないので、切り替えで負けずに、先にスペースを消したい。
攻撃では。
攻守とも左サイドが鍵のような気がしています。橋本&ワグネルで制圧したい!
工藤君にはぜひとも、対面のユース出身の先輩、石川君をすり抜けてゴールを奪ってほしい!
レアンドロさんの得点はまだか!
ここから七連戦!!
勝ちましょう!!
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