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2013/07/02

US-2と辛坊治郎

ナベ先生の仕事を手伝い始めて二ヶ月ほど過ぎました。

以前と違って曜日決めの締め切りではないので、仕事に入ってる期間がばらばらです。曜日を決めてブログで書いてた雑感記とか、サッカーの予想記事とかが書きづらくなりました。

ということで、ちょっと試行錯誤。仕事中の話題にリアルタイムでは触れられないんだけど、オフの間に記事にしてみます。

本日はこちらのニュース。

荒海でも離着水、長距離飛行も=海難救助で活躍の海自US2-防衛省、インド輸出へ

ニュースキャスター辛坊治郎さんら2人が太平洋上で救出された際、海上自衛隊の救難飛行艇US2が荒れた海面でも離着水できる強みを発揮した。2007年に運用開始した純国産機で、離島の急患輸送でも活用されている。海外からも「世界最高水準の性能」と評価されているといい、防衛省はインドへの輸出を検討している。

ヨットで太平洋上を横断中だった辛坊さんが救助要請した21日、2人が乗った救命いかだが浮かぶ宮城県沖約1200キロの海面は荒れていた。US2はこの日、第2管区海上保安本部から災害派遣要請を受け、厚木基地(神奈川県)から2機が離陸。1機目は波が高く着水できなかったが、2機目が日没間際に着水して2人を機内に収容した。

4発のプロペラエンジンを備えたUS2の航続距離は約4500キロで、波高3メートルの荒れた海でも離着水できる性能は世界の飛行艇の中でも群を抜くという。

US1の後継機として1996年に開発が始まり、07年に部隊配備された。現在、5機が運用されている。US1も含めると76年以降、約940人を救助・搬送。うち3分の2を小笠原諸島など離島の急患輸送が占める。

時事ドットコム 13/6/29

ちなみに航続距離4500kmはヘリコプターに比べて圧倒的なので、離着水能力と合わせて海上救難機としては世界最高峰だそうですよ、US-2。自衛隊でも使ってるUH-60は2200kmなので、宮城県沖1200kmでは助けに行けなかった計算。帰ってこれない。

しかも実際には現場は波高4mで、性能にある3mを超えていて、二機目の日没間際というのは、このまま行くと要救助者が危ないからという強行着水だった模様。波かぶってエンジン一つ止まったって。そんな中でも助けられる自衛隊すごい。

最近かわいい感じの飛行機好きなのです。US-2は丸い鼻がキュート。

せっかくの唯一無二の高性能機なので、たくさん売れるといいですねー。がんばれー!

さて、救助された二人は辛坊氏と盲目のヨットマンで、太平洋横断という企画の途上、どうも鯨か何かに当ったみたい。ただ、台風が近づいているのに出航延期しなかったのが、テレビ合わせだったのではないかと噂されています。無謀なチャレンジ。

辛坊氏は昔イラクで人質になり救出された高遠菜穂子さんに「そんな危ない所に行く奴が悪い。税金の無駄遣い」と自己責任論を展開して批判したそうです。

僕はこの手の自己責任論を言う人は九割がた、自分がその状況になることを想定してないと思ってるんですが、まさにそのケース。

さらに、高遠さんが救出された後またイラクに向かうので何でまたと思ってたら、イラクのストリートチルドレンを助ける仕事をしていた立派な人だった。

辛坊氏の自己責任論に対して、自分はさんざん言ってたんだから、じゃあ救助費用を返納しろという批判が出てますが。どんな人でも、極端に言えば例え敵国人であっても助けるのが救難救助の精神なのでそれはいいとして。

自分がそうなることを想像できない、そんな危ない所に行きたがるのは何か理由があるのではと気がつかない、そんな浅慮の輩であることが判明したことの方が、辛坊氏には致命的なんじゃないかと思います。そんな脊髄反射レベルの人がいろいろメディアでしゃべっても、ねえ。

社会に必要とされるジャーナリズムのレベルって、もっと上だと思うんですよね。

自衛隊の救難能力はめっちゃ高く、日本のジャーナリズムのレベルは低い。そんなことが分かったニュースでした。

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コメント

 テレビでは救助されたと、だけあったから詳細が分かって
よかったです。救助された人の素性もわかったのも。
 荒波でも離着水できるUS2という飛行艇、すごいですね!
テレビで特集組めばいいのにと思ったけど、世界は既に注目済みとは!驚きです。

投稿: サツキ | 2013/07/02 22:08

森林火災の消防飛行艇として使う計画もあるそうです。
以前見た番組で、すごい古い飛行艇をだましだまし飛ばして消防に使っていたので、こちらも需要があるかも!
日本製の飛行機がそんなに役立つとなれば、とても誇らしいですね(^^)/

投稿: かわせ | 2013/07/03 01:54

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