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2013/01/21

先週の雑感記 アメリカ政府の公式回答

レイソルの加入のお知らせを待ってやきもきしていた先週。

天皇杯が元旦まであったので、その分ずれて始動が遅いとはいえ、出ていくお知らせふられた報道ばかりでもう、ほんとに優勝したチームのオフなのだろうかという感じです(^^;;)

さすがに今週にはあるよねえ。そろそろ始動するわけだし。

噂の人たちが立て続けに発表されたら、溜めに溜められた分、すごい嬉しいんだろうなー。早く決まってー。

さて、今週の話題はまずこちら。

インタビュー。

まずはお知らせ。

COMITIA103に参加します。2/3(日)11:00~16:00東京ビッグサイト東5・6ホール、「て30a かってに応援団」です。

先週からこうやって事前の告知を書いていますが、久しぶりです。仕事が変わって101、102と参加してなかったから。ぼちぼち復帰モードで行こうと思います。

カタログのティアズマガジンに、サークル告知板という著作宣伝していいページがあるので、そちらにハッチーのカットを送りました。

いつもカタログは会場で買うんだけど、載ってるかなーと今日書店で購入。載ってた(^^)/

買った目的はもう一つあって。

梅木君のインタビューが載っています。こうしてプッシュしてもらえるのは、「クラウディア航行記」を描き続けてきた成果だなあ。

梅木君もじっくり型の人だから、この御時世なかなか大変だけれども、それゆえ貫けばそれは個性となって、見てくれる人がちゃんといると思うんだ。

僕も自分の立ち位置作れるようにがんばろう。

お次は先週読んだ記事二つ。

電子書籍最前線。

ASCII.jp:あれから2年――アメリカ電子書籍最前線  ハードカバー25ドル、ペーパーバックが約半額の12~13ドル、Eブックだと15ドル。日本じゃ漫画が5ドルだよ。薄利多売過ぎるのが電書化の障害なんじゃないか。旧作電書化利益出ない。

薄利が過ぎると、一番売り上げ見込める形に作品が集中するので、いろいろ読みたい多読の人ほど不満が募る面も出てくると思う。13/1/15

プラットフォーム自体は来て、さあ次のステージは普及というところなんだけど、最近ニュースを追いながら感じているのがこちら。

アメリカの相場を聞くと、やっぱり日本はもともとのところが安すぎるんじゃないかなーと思うのです。ハードカバー2000円ぐらいは同じとして、文庫はペーパーバックより安く、一番流通量のある漫画はさらに安い。(最近円安に振れはじめたので、もっと安くなる?)

で、やっぱり電子書籍になったら値段下がるだろうとみんな期待するわけで、この時点で条件悪い。コンテンツがなかなかそろわないのも、やっても赤字になっちゃうからという側面があるのではないか。

かと言って、慣れた相場は身に染み付いているわけで、僕だっていきなり漫画が全部1000円とかで売り出したらびっくりする。どうなってくんでしょうねえ。

アメリカ政府の公式回答。

上は心配なニュースですが、もう一つはいいニュース。

以前ブログで、「アメリカでデス・スター建設の請願」という話題を取り上げましたが、アメリカ政府の公式回答が出ました。

すごい素敵な回答だったので、引用。記事はこちら。

デス・スター建設のための資源や資金を確保し、2016年までに建設を始めるべきだという請願に対する、ホワイトハウスからの公式回答

米国政府も、請願者の皆さんと同様、雇用創出や防衛力強化を望んでいます。しかし、デス・スターを建設する計画はありません。以下にその理由を述べます。

・デス・スターの建設費は85京ドルを超えると推定されています(日本語版記事)。政府は財政赤字を拡大するのでなく減らそうと努力しています。

・政府はひとつの惑星を吹き飛ばすことを支持しません。

・「1人乗りの宇宙戦闘機1機だけで破壊されうる」という根本的な弱点を持つデス・スターに、人々が納めた多額の税金を費やす利点があるでしょうか。

しかし、注意深く調べてみると(方法はこちら)、すでに何かが天空に浮かんでいるのに気づくはずです。月ではなく、宇宙ステーションです!

そう、地球の周回軌道には、フットボール競技場ほどの大きさの巨大な国際宇宙ステーションがすでに存在し、どうすれば人が宇宙で長期間生存できるかが研究されています。ちょうどいまは、米国、ロシア、カナダから6人の宇宙飛行士が滞在し、研究を行っています。火星でも、探査機が調査を行っています(そのひとつはレーザーも搭載しています)。

さらに、宇宙は政府だけのものではありません。米国の複数の民間企業が、米航空宇宙局(NASA)民間搭乗員・貨物プログラム局(C3PO:Commercial Crew and Cargo Program Office)と協力して、NASAのために貨物(および、近いうちに搭乗員も)を宇宙に運び、10年以内に有人の月飛行ミッションを実現しようとしています。

米国には「ケッセルランを12パーセク以下で行けるような宇宙船」(ミレニアム・ファルコン号の形容)はないものの、太陽系を離れようとしている2機の探査機を持ち、太陽の外部コロナまで飛行する探査機「ソーラー・プローブ・プラス」を建造中です。いままで発見されていなかった太陽系外の惑星を多数発見しており、ハッブル宇宙望遠鏡の後を継ぐ強力な宇宙望遠鏡を建造中です。

デス・スターは持っていないものの、スペースステーションで人間を補助するロボットがおり、ライトセイバーの操り方を知る大統領がおり、すぐれたキャノン(マシュマロ用)(文末の動画)があります。国防高等研究計画局(DARPA)はルークのような腕滞空するロボット4本脚で歩行するロボットを開発しています。

われわれは未来に生きているのです! それを楽しみましょう。さらにおすすめするのは、科学や技術、工学、数学等に関連した仕事について、未来を共に作り出すことです。オバマ大統領は、初めてのホワイトハウス・サイエンスフェア」と、大統領官邸南庭での「天文学ナイト」を開催しました。これは、これらの分野が米国の未来にとって極めて重要であり、米国が世界をリードして偉業を成し続けるのに不可欠であることを認識しているからです。

あなた方がすでに科学や技術、工学、数学等の仕事につかれているならば、フォースが共にあることでしょう! 覚えておいてください。デス・スターが持つ、惑星を破壊する力、あるいは、恒星系ひとつを破壊する力でさえも、フォースの力と比べれば取るに足らないものなのです。

ちゃんとまじめに答えるんだーと思いながら読みはじめ、「1人乗りの宇宙戦闘機1機だけで破壊されうる」という根本的な弱点を持つデス・スターに、人々が納めた多額の税金を費やす利点があるでしょうか、で思わず噴き出したのですが。

そのあと、政府のプログラムを紹介し、さらに理系な職業を国の未来をになうとして推薦、そして最後にフォースが共にあらんことをで締めるなんて、あまりにきれいな流れなので、ちょっと感動しましたよ。

アメリカは未来を夢見る国だなあ。いろいろ問題はあるけれど、そこは純粋にうらやましいなと思いました。

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