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2012/12/25

先週の雑感記 スター・ウォーズとインディ・ジョーンズ

独り身で、キリスト教徒でもないのにクリスマスなんて、そんな伴天連のお祭りはまったくあっしにゃあ関わりのねえことでござんすよ、と世間を斜めに見ていたのですが。

仕事帰りにスーパーに寄ったら、ローストチキンが半額だった。

メリークリスマス! と現金に発言をひるがえして、いただきまーす(^^)/

さて本日はこんなニュースから。

スター・ウォーズとインディ・ジョーンズ。

「デス・スター建設の請願」規定署名数を超える « WIRED.jp  宇宙空間でのミサイル防衛を「スターウォーズ計画」と言ってたけど、今度は「デススター計画」になるのだろうか。

シカゴ大学に届いた「インディ・ジョーンズ宛の小包」 « WIRED.jp  手の込んだいたずらw 12/12/17

「インディ・ジョーンズ宛」小包、謎の一部が判明 « WIRED.jp  手違いから素敵なことに。12/12/20

デス・スター建設は物の例えで、要するに宇宙空間での攻撃プラットフォームを作るべきという話。中国との覇権争いは宇宙まで行きそうだしねえ。

シカゴ大学に、まるで映画をなぞったかのようにインディ・ジョーンズ宛の小包が届いた事件は、最初はいたずらなのかと思ったけれど、どうやらレプリカを郵送しようとしたら包み紙が破れて、中の荷物に書かれている住所に届いてしまったということのようです。

フィクションと現実とがごっちゃになっちゃってるのが楽しいニュースです。いや、ほんとにデス・スターを作るなら、いい話ではないけれど(^^;;)

そしてアメリカはやっぱり映画の国だなあとも思いました。人の意識の中に、がっちり根ざしている。

日本はそれに対してアニメや漫画の国ですよね。

養護施設に寄付するのに、タイガーマスクの主人公、伊達直人を名乗る人が大勢出ましたが、今月はそのバリエーションでスピードワゴン財団(ジョジョの奇妙な冒険)が登場。

物語を作って生きていきたい僕としては、フィクションがそういう力を持っているというのは嬉しいことなのです。

さて、次はそのフィクションの力について考えたこと。

もっと自由に。

RDGを楽しみに読んでいるんだけど、スニーカー文庫でも出るんだね。児童文学とされるものを大人も読んでいて、ライトノベルの文庫でも出る。結局物語は別にどこでも成立できて、そういうジャンル分けに縛られないんだと思う。逆にそういう思い込みから自由になって、自分だけの立ち位置を作りたい。12/12/21

楽しく読んでる「RDG レッドデータガール」が、スニーカー文庫版も出るということを知りました。

最初に「カドカワ 銀のさじ」という児童書のレーベルで出て、角川文庫に収録され、今度はアニメ化に伴ってライトノベルの角川スニーカー文庫に。

ジャンルをどんどん横断していってるのですが。

そもそも児童文学の勉強しようと荻原先生とか本橋先生とかを読んで思ったのは、「ファンタジー=子供向け」となってるだけで、内容はそうじゃないじゃないかということ。

「カドカワ 銀のさじ」というレーベルも、ハリー・ポッターの成功なんかを受けて、「子供から大人まで」を標榜しているレーベルで。

面白かったら、別にジャンルなんかどうでもいいんですよ。

ジャンルが固まっていくのは、前提を分かっている読者に向かって作る方が楽だから。つまらなくなりがちな説明を省ける。しかも最初からそこの魚影が濃いことは分かっているので、読者を手堅く釣れる。

でも、前提を分かってない初心者にもさらりと説明して物語に引き込む腕があれば、読者の裾野をどんどん広げることができる。

下手だからジャンルに縛られるんだ。「少年漫画だから」とか、「オタク向けだから」とかさんざん言われてきたけれど、そんな小さい世界から自由になりたい。

さらに言えば、「売るためには」とキュウキュウしなきゃいけないのも、下手だからだ。

物語がどうあるべきかは、物語自身が決める。

とにかく腕を上げて自由になりたいなあと思うのです。

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