ミニスカ宇宙海賊 2 黄金の幽霊船
ミニスカ宇宙海賊 2 黄金の幽霊船(笹本祐一・著)を読みました!
アニメは途中から見始めたので、ちょうどこの巻辺りからなのです。
というわけで以下感想。
アニメで一度見た話。すると読みながらアニメの絵で思い出されるわけですが、これが不思議な感覚。
ふだん小説を読んでいる時は、言及されていない部分はぼんやりしたイメージなんだけど、細部までくっきりしています。
そういえば、僕はアニメを見てから原作を読むということが、意外にないことに気がつきました。たいてい先に原作を見ている。新鮮な感覚です。
逆にオチを知っちゃっているのは、ちょっともったいない感じです。お話との出会いは一期一会と言うか、やっぱり最初の先が分からない状態で読んでいる時が一番面白いので。
一番おいしいところを逃した感があります。ううーむ。次も知っちゃった話か。
さて、あとがきに「謎の幽霊船にお姫様、隠された秘宝とありがちなガジェット寄せ集めで」とあるのですが。
最近その「寄せ集め」について思うところがあり。
最先端を突っ走るような尖った作品はそれじゃだめだけど、こういう楽しい感じの作品だったら、それでいいのではないかと。
むしろ知ってる素材には期待感もくっついてるわけで。そういうのを思い切っててんこ盛りに寄せ集めると、わくわく感を作れるのではないかと考えているのです。
しかし素材は知った物でも、細部の仕上げは腕次第。その点は安心の出来栄えです。
時空震とか、ロシュマン核炉とか、うきうきしながら読んでいました。スペースオペラは楽しいね(^^)/
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