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2012/11/28

昇格プレーオフを見て その2

昇格プレーオフを見た感想を昨日書きましたが、今日はもう一つ。

次の日こんな記事を見たのです。

千葉 昇格ならず…監督解任など待ち受ける“大解体”

J1昇格プレーオフ決勝  千葉0-1大分(11月23日  国立)

お祭り騒ぎの大分とは対照的に、昇格の夢を絶たれた千葉の選手はピッチに倒れ込んだ。引き分け以上で昇格が決まるアドバンテージを生かせず、まさかの無得点。最後まで立つことができなかった主将の佐藤勇は「正直、まだ切り替えができていない状態。それくらいこの試合に懸けていた」と声を絞り出した。

試合開始からボールを支配し、相手ゴールに襲いかかったが、決定力を欠いた。逆に相手に一瞬の隙を突かれ、終盤に失点。準決勝で大敗した京都、横浜FC同様、引き分けでもいいという心理状況がアダになった。

今季は山口智や兵働らJ1経験の豊富な選手をそろえたが、自動昇格を逃した。木山隆之監督は「守備は最少失点(33失点)だったが、得点はベスト3には入っていない。少し負けすぎたのが自動昇格に届かなかったということ」と回顧。「自分の責任を感じている。来年しっかり頑張ってほしい」と力なく話した。

待ち受けるのは“大解体”だ。今季限りで木山監督、神戸清雄テクニカルダイレクターの事実上の解任が決定的。強化責任者は外部から招へいする方針で候補は複数いたが、既に断られるなど混沌(こんとん)としている。最悪の場合、内部から昇格させる可能性もあるが、監督も含め後任人事は、ほぼ白紙の状態。05、06年とナビスコ杯連覇を飾った千葉の再生へ、“いばらの道”は続く。

スポニチ Sponichi Annex 12/11/24

それを読んでの僕の感想。

千葉 昇格ならず…監督解任など待ち受ける“大解体” ― スポニチ Sponichi Annex サッカー  勝者と敗者のコントラストがくっきり。

千葉はお金はあっても芯がないからなあ。どういうチームにするというビジョンがないので、監督が代わるたび戦略が変わる。そうすると選手補強も効率的にならない。オシムの哲学が根付けばよかったんだろうけど、今さらだよねえ。

海外サッカーはお金のあるチームが偏っているので、そこで勝負が半分決まってるけど、日本は戦略の比重が大きいような気がする。長期の結果を重んじる文化もあると思う。

広島なんて、お金の問題でペトロヴィッチ監督とお別れしたのに、むしろ成績は上がった。前任者の仕事を尊重して引き継ぎ、的確なマイナーチェンジを施し た。仙台は昔はコロコロ変えるチームだったけど、手倉森監督にずっと任せて上昇してきた。さあ、今日の優勝争いはどうなるのかな。12/11/24

千葉は2009年、ウチといっしょに降格したのですが、その間に、ミラー→江尻→ドワイト→木山と監督が変わっています。カウンターだったりパスサッカーだったり、ボールの取りどころも前だったり後ろだったり、完全にばらばらです。

こうなってしまうと、選手の補強はどうしても非効率的になっていきます。去年とってきた超大型FWオーロイ選手は、監督が代わりパスサッカーを標榜した今年、あまり使いませんでした。

さてやっぱり継続性って大事だよねえと考えると、今年のJ1はまさにそういう状態です。

広島はJ2に落ちてもペトロヴィッチ監督を解任せず、サッカーを成熟させ、今年は予算の都合で森保監督と交代しましたが、ちょっと守備に手を入れるマイナーチェンジにとどめました。

結果優勝ですよ。おめでとうございます。

2位の仙台も手倉森監督のもとじっくりチームを育てていますし、現在3位の鳥栖は、走るサッカーを監督が代わっても徹底しています。藤田→ハーフナー→豊田と、大型FWが続いているのも、きっとそういう編成の方針ですよね。

広島、仙台、鳥栖とあまり予算のないクラブが、ウチ、浦和、名古屋、マリノスと、予算のあるクラブを抑えている今節の順位は、象徴的です。

でもウチも、継続性のあるチーム。

3位はいただきますけどね!

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