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2012/10/06

偵察川崎vsFC東京、札幌と川崎戦展望

2012J1第26節、FC東京vs川崎は1-2。

毎回盛り上がる多摩川クラシコ。お互いパスサッカーを志向する両者の激突は、熱戦となりました。

自分たちのサッカーを貫けたのはFC東京。前半は特に完全に優勢。けれどバーに弾かれるシュートもあって、1点止まり。

押し込まれた川崎でしたが、先制点には色が出ました。きれいに連動した、パスをつないだカウンター。

ペナルティエリア内で高い技術を発揮した楠神選手もお見事。風間監督はあまりFWっぽさにこだわっていない感じで、意外な選手がワントップになってたりしますが、その起用が実りました。

第27節、川崎vs札幌は1-0。

川崎の偵察なんだけど、札幌の方を見てしまう。この敗戦で札幌の降格が決定。

石さんが気になって、機会があったら見ていたけれど、札幌は何かこう、長期的な戦略に欠けていたように思います。今上位でがんばっている鳥栖に比べると。

鳥栖は監督が何度か変わっても、ずっと走力をベースにしたチームを作ってきた。選手補強から一貫した方針。札幌は石さんを呼んだのに、ハイプレスショートカウンターのチームを作ってきてない。その差かなあと。

怪我人が出たとかの不運も厳しかった。札幌は史上最速降格。

今年からJ2は昇格プレーオフがあるけれど、準備が出来ていないチームが上がっちゃうと、もっとすごいことになるかもなあ。

ということで、川崎戦の展望です。

まず守備では。

どんどん連動してボールを回してくる川崎。リズムが出ると厄介です。間に入ってくる選手をしっかり捕まえたい。

中村選手の配球は断ちたい。厳しく。

山瀬選手が好調だと感じました。ミドルシュートに要注意。

攻撃では。

浦和戦の録画を見ていたら、解説で、レイソルのシュート数と被パス成功率が一位と紹介されてました。守備も攻撃も形はできている。

去年との違いは何かなと考えると、拮抗した厳しい試合で、これが決まれば相手の守備を無効にできる武器が、減っちゃったことではないかと思います。

まずキタジのニアヘッドと、酒井君の高速クロスがなくなり。田中君の左は火を噴かず。

そしてとうとう最大の武器、レアンドロさんまで欠場。

新しい武器が必要です。

まず筆頭は工藤君です。クロスボールへの飛込みとか、ワンタッチ即シュートとか、得点の型が出来てきています。ここでもう一段精度が上がれば、どんどん点が取れるはず。

レアンドロさんのポジションに入ると予想される水野君。絶対武器を持ってる。後はそれをウチの流れの中で出すだけ。ずーっと待ってるのです。がんばってー!

そして、田中君の左とか、ワグネル砲とか、去年からの武器も、どどどんと火を噴いてほしいのです!

苦しい時ほど、乗り越えた時に得る物は大きい!!

がんばれ!!

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