お菓子が主食
牛の飼料にクッキーやグミ、干ばつによるトウモロコシ高騰で
過去50年で最悪の干ばつに見舞われている米国で、乳牛を飼育する酪農家は飼料となるトウモロコシの高騰に頭を悩ませているが、その代わりとして菓子類を混合した飼料を使用する酪農家が現れた。
米インディアナ州北部で約450頭の乳牛を飼育するマイク・ヨーダーさんは、コスト削減のため、クッキーやグミ、マシュマロなどが入った混合飼料を与えている。ヨーダーさんのように、酪農家はトウモロコシで得られていたでんぷん質の代わりとなり、手に入るものなら何でも与えているという。
また、ネブラスカ州オマハでチョコレートバーなどを製造するメーカーの広報担当者は、飼料としてのチョコレートに高い需要があると語った。
ネブラスカ州イーグルにある家畜コンサルティング会社の栄養士キ・ファニングさんは、皆が代わりになるものを探しているとし、「最初はおかしいように思えるが、実際にはうまく機能している」と話した。
ロイター12/9/24
チョコバーの方が安くなってしまったということ?
牛的には甘いものは嬉しいんだろうか。
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コメント
こんにちは(^ワ^*)かわせ先生♪ 乳牛さんお菓子ばかりだと甘ーいお乳がでたりして?なんて想像しちゃいました きっと牛さん嬉しいだろうなぁ〜
投稿: さとみっくす | 2012/10/12 21:23
甘い牛乳が出るようになったら、それはヒット商品になるかも知れないですね(^^)/
投稿: かわせ | 2012/10/13 02:23
「パン(飼料用トウモロコシ)が無いならケーキ(人間用の菓子)を食べればいいじゃない?」
書いてみたら、材料が決定的に違うことに気が付きました。
お菓子業界に新たな風が吹くのでしょうか?
チョコをカフェインレスして、小麦のふすまを入れて
繊維を増やしたら、飼料が完成するのではと、思いました。
ところでトウモロコシ、アフリカでは粉にして湯で溶いた
ものが、人の主食だそうです。日本では粉はスーパーでは見かけ
られず、トルティーヤ(ココスにあります)、カールなど軽食や
お菓子として食べられます。
国による違いがあって、興味深いです。
投稿: サツキ | 2012/10/15 10:55
「パンがなければお菓子を…」はマリー・アントワネットの世間知らずな発言で、実際には無理だったわけですが、それがほんとになってるところが面白いですよね。牛は万々歳w。
人の方はそうは行かず。バイオエタノールのブームの時にトウモロコシが高騰して、アフリカや中南米で騒ぎになってましたけど、今回の影響はどうなんでしょうか。
投稿: かわせ | 2012/10/16 14:04
米国以外は干ばつをまぬがれたと、聞いた覚えがありますが、
あまり聞きませんね。米国はシェールガス革命の話題の方が、
にぎやかです。
トウモロコシのバイオエタノールは、トウモロコシがあまりに
安く取引されるため、政府や米国農家が付加価値をつけたくて
積極的になったらしいです。ブラジルではサトウキビが材料です。
酪農もトウモロコシに付加価値をつける一面があるかも。本当は
草の方が、牛に優しいらしいです。霜降りになりませんが。
色々食べられる(雑食性)というのは、1種類食べ物が取れなくなっても生き延びられる、有利性を実感します。人も牛もたくましいと、思いました。
投稿: サツキ | 2012/10/26 11:48
やはりお菓子より野菜(草)を食べる方が健康だということですね。
あれ? 人事ではない?
投稿: かわせ | 2012/10/27 16:39