代わりに野菜を作る人
こんな記事を読みました。
顔の見える農家・料理人・食べる人をつなぐ「はたんぼキッチン」が展開する、農家の会員制度「CSA」とは?
有機野菜の販売なのですが、ただ通販しているだけではなく。会員さんはその農家から三時間圏内の人に限るというのがミソ。
有機野菜のネットによる直販とか、農家とお得意さんが顔を合わせるイベントを開くとか、似た形式は聞いたことがあるのですが、はっきり距離で区切っているところが新鮮です。
CSAとはCommunity Supported Agricultureの略。地元が支える農業ということだそうです。「消費者にとって農家は「自分の代わりに野菜をつくってくれる人」なのです」という一文が、いいフレーズだなと思いました。コミュニティの中での役割分担。
今までは、「国」という大枠があって、その中で大量生産大量流通の仕組みが作られました。それはグローバル化で「国」の枠をも越えていきました。
でも人の脳には、身近だと認識できる人数の限界があるそうで。古代の人間のコミュニティは、その人数ぐらいの人でまとまっていたそうです。
そうすると、グローバル化が進むほど、逆に身近さが再評価されるようになっていくのではないか。そういう流れの話なのかなと思いました。
そして何よりおいしそうですよねー、記事の中の数々の野菜料理。一人暮らしだと、なかなかこういう手の込んだものは食べないんだよねえ。
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