先週一週間 漫画話とポルノ禁止
月曜が海の日で休日で、日、火のオフとつながって三連休となりました。
連休で時間がある状態を思い出しちゃったら、平日の時間のなさがこたえます。ほんとに進まないなあ。ちょうど頭が回転し始めた時に、出勤する時間になるんですよ。
兼業作家には、切り替えの早さとか、立ち上がりの早さとか、そういう才能がいるのかもしれない。やばいです。持ってない気配。
さらに土曜早出、日曜休日出勤で、ますます時間ないよという気分に追い込まれる、浮き沈みの激しい週でした。
コメントお返事。
そろそろいい加減に何とかせねばと、もう一台のお古のPCを動かす計画中。あとは時間が。
>7/20「どこでも地熱発電」 さとみっくすさん。
低い温度でも水の代わりにアンモニアなんかを使って発電できる仕組みもあるので、可能性はけっこう大きいのではと思います。
温泉も湧くし、地熱はありがたいですよねー。行きたいなー、温泉。
>7/21「なでしこvsフランス 道は険し」 7/22「あしたのジョー その5」 エドワード博士さん
サイボーグ犬ワッチー、懐かしいですね。一緒に載ってるんですよね。
検索かけて載った号の日付を見て、時の流れの速さに、しばし呆然としていました(^^;;)
何年経ってもそう言ってくださるのはとてもありがたいことです。ありがとうございます。
今までは、多くの漫画で描きたい思いと読みたい思いがぷっつり打ち切られてきたわけですが、電子書籍の時代になったら、少し変わるだろうかと思っています。
ということで、次は漫画と電子書籍の話。
漫画話。
水曜のこと。友人と電話で漫画話してました。
日常だった漫画話も、今ではとても貴重な時間。しかし癒しどころか、内容はハード。
みんないろいろ大変です。
話を聞いてると、事態は進行してるなあという印象。みんなでネームを見た時には、これはありだよねという話になったネームが、実際持っていくとそうではなかったそうな。ああいう話はもうありじゃないのか。
売れなくなってるから売れ線めがけてみんなが殺到。その傾向はずっとあったけど、加速してきた。狙いどころもはっきりとピンポイント。
漫画といってもいろいろジャンルがあるから場所によって違うんだろうけど、僕らの近辺ではそんな状態です。
このまま行くと、出し手の都合と読み手の期待がどんどん離れていくと思うのです。全員が同じ物を好きなわけではないし、同じものばかりでは飽きちゃうし。
でも漫画は安くて、薄利多売だから、数が出るもの作るしかない。そういうジレンマ。
そこに電子書籍が来て、どうなるのかなあというところですが。
普及具合はどれぐらいになるか、普及するデバイスはどれか、客層はどうなるのか、相場はどれぐらいに落ち着くか、資金調達は変わるのか。環境の変わり具合によって、未来も違ってくる。
今までここでは、来たらいいなーという希望の未来を書いていましたけど、さあ来るぞとなると、だんだん気持ちの焦点が変わってきています。
実際にどう変わっていくのか。それにどう対応すればいいのか。
僕はそこで何が書けるだろう。
そんな時、次の木曜日にナベ先生が第三話を公開。
仲間内で一番ネットに弱いナベ先生が、一番そっちに踏み込んでいるんだから不思議な感じです。
そろそろ紙本をどうするかを決める時期。どうなるんでしょうか。
編集作業代行。
電子書籍作家の急増で欧米で編集作業代行サービスが続々登場、プロ編集者からREST APIサービスまで
個人の電子書籍作家が急増中の欧米圏で、彼らの作品品質を高めるための編集作業代行サービスが続々登場している。
たとえば英国では、フィクション作品専門の「Stephtin Reads」という有償の推敲ベンチャーが話題となっており、依頼された原稿(30,000ワード=5英ポンドから)を担当となったプロ読者(編集者)が全部読み、メール・Twitter・Skypeなどを介して強調すべき箇所/修正すべき箇所などをページ単位で指摘してくれる。
一方、ベルギーでは法人ドキュメントや英文作家向けにクラウド方式で校正・翻訳・コピーライティングしてくれる人材紹介ポータルサイト「TextMaster」がREST APIを公開し、関連法人とのシステム連携促進を初めている。
hon.jp 12/7/17
「作家がサービスを買う」ビジネスがあるんじゃないかなと思ってたら、やっぱり出てきました。
作家は読者に選ばれ、編集者は作家に選ばれる時代。そうなると、淘汰によって質はもっと上がっていくと思います。中の人にとってはつらいけど、文化としてはいいことです。
僕的には推敲サービスより、翻訳サービスが気になります。お手ごろ価格でできないのかなー。
ポルノ禁止。
楽天グループの加Kobo、個人作家向け電子書籍出版サービス「Kobo Writing Life」を公開、ポルノ禁止
楽天グループの電子書籍端末ベンダーKobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)は現地時間の7月16日、個人作家向けの電子書籍出版サービスを「Kobo Writing Life」を公開した。
Kobo Writing Lifeは先月同社から発表予告されていた新サービスで、Amazon社の「KDP」、Barnes & Noble社の「PubIt」と同様の個人向け電子書籍制作プラットフォーム。楽天による日本語対応端末「Kobo Touch」が19日発売を控えているということもあって、まだ本サービスは英語原稿のみ対応となっているが、将来的には日本語原稿にも対応することがガイドに書かれている。
なお、ライバルサービスと同様に、Kobo Writing Lifeではポルノ厳禁、自動価格調整(ライバル書店よりも高い場合は自動的に必ず価格を下げる)の承諾が必須となっているため、注意が必要だ。
hon.jp 12/7/17
選択肢が増えるのはいいことだけど、表現の自由が制限されているのはちょっと。
僕自身はエロいのが似合わない作風で、周りの人に「やめときなよ……」と寂しい顔で諭されてしまうので、一見影響ないんですけど。
でもどうしても書かないと、話が膨らまないことだってあるかもしれないし。自由は手にしておきたいのです。そもそも、僕は自由を求めて電子書籍に期待してるんだし。
出版社や従来の書店って、例え売れ線に走ってても、まだどこかに出版文化の担い手としての矜持を感じるけど、電子書籍のこういうプラットフォームにはあんまり感じないなあ。
iBooksなんて、普通の漫画でもリジェクトかかってますもんね。そういうとこって実は、表現者が向かうべき場所じゃないのでは。
奇麗事言う人は信用できない。トラブルが起きたらケツまくって逃げる気がする。例えば変な言いがかりみたいなクレームが来た時でも、事の是非よりリスク回避で、公開停止とかしそう。いっしょに戦ってくれる気がしない。
このように、実際近づいて細かいところが見えてくると、さあどうしようかなと思うのでした。
従来の流れからは押し流されて、向かう先も一筋縄ではいかない流れ。時代が渦巻いているのを感じます。渦にのまれておぼれないように、しっかり泳ぎ切らなきゃね。
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