音楽家が音楽を諦める時
こんなブログを読みました。表題の記事が話題になり、その解説補足がさらに二つ。
音楽が売れず、無料化の動きが続く中、もう「いい音」を追求する音楽作りは予算的に無理だという話。
書き手は佐久間正英さん。プロのミュージシャンでプロデューサーさんです。音楽にそれほど詳しくないから名前は存じていませんでしたが、この人の手がけた音をたくさん聞いてた。
ネットでコンテンツの流通に革命が起きたけれど、マネタイズできなかったら、むしろ品質的にはマイナスだよなーというのは、ずっと気にしていることなので、デジタル化で先行した音楽の事例はすごく気になります。
やっぱり厳しい面があるよねえ……。
作家の場合は機材はあまり品質に影響しないので、この話ほどではないですが、専業でご飯が食べられるかどうかは大きい。使える時間が全然違う。今痛感中。
ただ、そんな時代の流れを嘆きつつ、「よい音を追及するスタジオ収録の音楽」を諦めることがあったとしても、音楽は好きだから自分のバンド活動とかは続けるということで、そういう部分にも共感したのでした。
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