キタジの移籍と新潟戦展望
キタジの熊本へのレンタル移籍が発表されました。
降ってわいた話。シーズンオフで終わったわけではなかったとは。
正直に言うと、昨年熊本を見ていて、クロスの精度がいまいちだなーと感じていたので、移籍話が持ち上がった時に、熊本はキタジを生かせないだろう、もっと一人で突破できるタイプの人の方がいいんじゃないのかと思ったのですが。
今度は先に藏川さんが行ってるので、藏川さんを右アウトサイドに使えば、ホットラインができるのではないでしょうか。
ここ最近の熊本は、とにかく点が取れなくて苦しんでいたので、素晴らしい補強だと思います。
が。
ウチからしたら、何でー!! ですよ。だってまだACLだって終わってないんだよー!!
ACLのためにFWの選手層厚くしたのに、現状むしろ下がっちゃうじゃないですか!!
柏の魂を持ってかないでー!!
すごいショック……。
うう、でもキタジが悩んだ末に決断したんだから、応援しなくては……。
というわけで、快く送り出すために突如重みを増した、新潟戦。まずは偵察。
2012J1第11節、浦和vs新潟は、1-1。
浦和の先制点は狙い通り、サイドから崩してゴール近く、ゴールライン際から折り返したもの。浦和の組織的な攻撃は、すっかり板についてきました。
それに対して新潟の同点弾は、ロングスローのこぼれ球を、ブルーノ・ロペス選手がDFの間の狭い隙間を通したもの。組織と個はサッカーの両輪だなあと思わせる展開。
ロングスローも典型的な個の力。ウチも増嶋君が投げますが、今年に入って使うチームがずいぶん増えています。新潟のスロワーは左SBキム・ジンス選手。
前半は浦和の組織力、後半は新潟のカウンターが目立った試合でした。
J1第12節、新潟vs磐田は、1-6。
前半冒頭を見た印象では、こんな大差がつく感じじゃなかったのですが。
磐田の得点が、ことごとく新潟の士気をくじくタイミングで、気がつけば一方的なタコ殴り状態に。
新潟に退場者が出たとはいえ、磐田の運動量、球際の厳しさが上回った形。森下監督の練習は厳しいそうだけど、磐田鍛えられてるなー。
まったくいいところなく負けてしまった新潟。この敗戦を受けて、黒崎監督が辞任してしまいました。
唯一の希望は、デビューを飾った鈴木武蔵選手。長いストライドのドリブルで、ぐいぐい突破。
さて、監督交代となった新潟との対戦です。多分、自分たちの持ち味を再確認して、しっかり守備から入ってくるのではないかと思われます。
となるとカウンター注意。予想メンバーを見ると、ブルーノ・ロペス、平井、矢野と並んでいます。
この三人は縦への力があり、要注意です。切り替え速く、スピードダウンさせて、きちっとカバーも。
そしてこの試合、ぜひFWに点を取ってもらいたい! キタジが、ああ、熊本に自分が行ってもレイソルは大丈夫だなと思えるぐらいにどっかんと!
先発が予想される田中君、工藤君だけでなく、林君やロボさんも、とにかくFWがばかすか点取ってください!
快くキタジを送り出すために勝利が必須!!
勝ちましょう!!
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